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王維は宮仕えは性に合わないと言い、休日には郊外の別荘に行って詩や絵画、音楽に興じているし、仲麻呂を李林甫にへつらって出世した変節漢だとさげすんでいる。ところがどうだ。お前は従六品の員外郎にとどまっているが、この私は従四品上の秘書少監への昇進が内定している。(その差を思い知らせ、さ…