スズキ、2022年シーズンを最後にMotoGPとEWCから撤退すると正式発表

 7月13日、ロードレース世界選手権のMotoGPクラスにチーム・スズキ・エクスターとして参戦を続けてきたスズキ株式会社は、ドルナスポーツとの間で2022年シーズンをもってロードレース世界選手権の参戦を終了することについて合意したことを発表した。また、FIM世界耐久選手権(EWC)へのワークス参戦も2022年シーズンをもって終了することを決定した。

 スズキは1983年末にWGP(現MotoGP)、2011年末にもリーマンショックや東日本大震災の影響でMotoGPの活動を一時休止していた。そして、2015年に並列4気筒エンジン搭載のスズキGSX-RRを開発してチーム・スズキ・エクスターとしてMotoGPに復帰した。

マクラーレンF1のテストに参加したハータ、MCL35Mで162周を走行「一番重要だったのはラップをまとめること」

 NTTインディカー・シリーズに参戦しているコルトン・ハータは、ポルトガルでマクラーレンF1チームとの2日間のテストを行った。

 ハータはTPC(Testing of Previous Cars)のテストルールの下、アルガルベのコースで2021年仕様のマクラーレンMCL35Mで162周を走行した。ハータはステアリングを握ってすぐに好感触を得たという。

乱戦状態のインディカーで地力を見せる常勝ペンスキー。シーズン後半戦でライバルたちの巻き返しは?

 2022年シーズン、NTTインディカー・シリーズを代表する強豪チームのチーム・ペンスキーは前年よりも1台減らした3台体制で戦っている。

 昨年はトラブルなどで勝利を逃し第10戦ミド・オハイオがシーズン初勝利だったが、今年の彼らは第9戦として開催されたミド・オハイオまでで早くも6勝を挙げてきている。常勝ペンスキー復活、とも表現できる状況なのだ。

元F1最高権威者のバーニー・エクレストン、約651億円の在外資産に関する申告漏れで起訴される

 元F1最高権威者のバーニー・エクレストンが、4億ポンド(約651億4800万円)の海外資産について、「虚偽の報告による詐欺」の罪で、イギリス検察庁(CPS)に起訴された。

 このところのエクレストンは、見出しになるような話題を提供しては窮地に追い込まれることが多い。世論という法廷にさらされることもある一方で、イギリスで刑事訴追を担う主要な公的機関であるCPSの追求も受けている。

ダイワグループがBMW M2 CSレーシングを投入し社員チームでGTWCアジア第3戦富士に参戦へ

 7月14日、東京都調布市のダイワグループは、ダイワグループおよび傘下の企業の社員で構成されるDGMS(ダイワグループモータースポーツ)として、7月22〜24日に富士スピードウェイで開催されるファナテック・GTワールドチャレンジ・アジア・パワード・バイ・AWS第3戦にBMW M2 CSレーシング参戦すると発表した。

クラッシュしたペレスを咎めるレッドブルF1ボス「あそこでは仕掛けるなと言っておいたのに」

 レッドブルのモータースポーツコンサルタント、ヘルムート・マルコは、F1オーストリアGP決勝1周目にセルジオ・ペレスが試みたオーバーテイクを批判した。ペレスはターン4アウト側からジョージ・ラッセル(メルセデス)を抜こうとして接触、最終的にリタイアすることとなった。

 ラッセルは、この接触の責任があると判断されて、5秒のタイムペナルティを受けた。しかしラッセルはそのペナルティを消化した上で、最終的に4位でフィニッシュすることができた。一方のペレスは、5番グリッドからスタートしながら、接触によってグラベルに飛び出し、ピットストップを行って最後尾に後退。マシンにダメージがあり、最終的にはチームはペレスをリタイアさせることを決めた。