ガスリー、接触で15番手「10番手スタートのチャンスを生かせず本当に残念」:アルファタウリ/F1第11戦スプリント

 2022年F1オーストリアGPの土曜スプリントで、スクーデリア・アルファタウリのピエール・ガスリーは15番手に終わった。1周目の1コーナーで、アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)と、ルイス・ハミルトン(メルセデス)を挟みこむ形になり、ハミルトンと接触、18番手に後退した。16番手でフィニッシュした後、アルボンのペナルティで15番手に繰り上がった。

ハミルトン「今日分かったことは、ストレートではハースより遅いということ」メルセデス/F1第11戦スプリント

 2022年F1オーストリアGPの土曜スプリントで、メルセデスのルイス・ハミルトンは8番手、ジョージ・ラッセルは4番手だった。予選で2台がそれぞれクラッシュ、チームはマシンの修復をしてスプリントに臨んだ。ハミルトン車はサバイバルセルの交換が行われ、ラッセル車にはシーズン3基目のギヤボックスが入れられた。いずれもペナルティ対象にはならない。

 ラッセルは4番グリッドから全周回でその位置を保ち、4番手でフィニッシュ。ハミルトンはスタート直後にアレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)とピエール・ガスリー(アルファタウリ)の間で行き場がない状態になり、ターン1でガスリーとの接触が起きた。またターン3ではセルジオ・ペレス(レッドブル)と再びアルボンに挟まれ、1周目に11番手に後退した。チームによると、1周目の接触によるダメージか、左フロントブレーキの温度が上がってしまったということだ。マシンは大きな衝撃を受けており、スプリント後にダメージの調査が行われる。

雨の一戦でレッドブル育成のハジャルが3勝目飾る【順位結果/FIA F3第5戦シュピールベルク レース2】

 7月10日、2022年FIA F3第5戦シュピールベルクのレース2がオーストリアのレッドブルリンクで開催され、レッドブル育成のアイザック・ハジャル(ハイテックGP)が今季3勝目を飾った。

 2位にはアルピーヌ育成のビクトール・マルタンス(ARTグランプリ)が、3位にはフェラーリ育成のオリバー・ベアマン(プレマ・レーシング)が続いた。日系アメリカ人の牛島リース(ファン・アメルスフォールト・レーシング)は13位となった。

ルクレール「日曜にはチームメイトとのバトルで時間を失うわけにはいかない」フェラーリ/F1第11戦スプリント

 2022年F1オーストリアGPの土曜スプリントで、フェラーリのシャルル・ルクレールは2番手、カルロス・サインツは3番手と、グリッドと同じ位置でフィニッシュした。スタート直後、サインツは一時ルクレールの前に出るものの、再び3番手に。首位のマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が少しずつ遠ざかっていくなか、7周目、ルクレールとサインツは激しいバトルをするが、順位は変わらず、最終的にルクレールはフェルスタッペンから1.675秒差、サインツはルクレールから3.969秒差でチェッカーを受けた。

レッドブル&HRC密着:前戦に続いてアップデートを投入。さらに進化したRB18でトップ維持、ペレスは順位を8つ挽回

 F1第11戦オーストリアGP金曜日の予選でポールポジションを獲得したマックス・フェルスタッペンが、その速さを土曜日のスプリントでも維持して、トップでチェッカーフラッグを受けた。

 苦戦が予想されたレッドブルリンクで、フェルスタッペンが金曜日に続いて土曜日も制した理由は、レッドブルがホームレースとなるこのオーストリアGPでも車体をアップデートしてきたからだった。