ハミルトン初日2番手「アップデートへの評価はまだ下せない」ピアスを外しペナルティを回避:メルセデス/F1第10戦

 2022年F1イギリスGPの金曜、メルセデスのルイス・ハミルトンはフリー走行1=2番手/2=2番手、ジョージ・ラッセルはフリー走行1=11番手(ノータイム)/2=8番手だった。

 メルセデスによると、今回多数のアップデートを持ち込んでおり、主なものはフロアエッジ、リヤウイングチップ、フロントサスペンションだということだ。

【角田裕毅F1第10戦密着】初日16番手も「自分たちの弱点が明確に見える」今後の開発に向けデータ収集に励む

 F1第10戦イギリスGPから木曜日のメディアデーが復活した。その木曜日、メディアの前に姿を現した角田裕毅(アルファタウリ)は、シルバーストン・サーキットで行われるイギリスGPについてこう語っていた。

「僕たちが良いパフォーマンスを出してきたのはモナコなどの低速コーナーが多いサーキットなので、シルバーストンは厳しい戦いになると思います。また、多くのチームがイギリスGPでクルマをアップデートしてくると思います。だから、僕にできることは、できるだけクルマからパフォーマンスを引き出すことだと思っています」

フェルスタッペン初日4番手「何をすべきか分かっている」アップデート導入もバランスが決まらず異音の問題も/F1第10戦

 2022年F1イギリスGPの金曜、レッドブルのマックス・フェルスタッペンはフリー走行1=20番手(ノータイム)/2=4番手だった。

 今回レッドブルは、エンジンカバー、フロアなどにアップデートを加えているが、FP1はウエットコンディションでスタートしたため、評価作業を進めることはできなかった。フェルスタッペンは、セッション中盤にインターミディエイトタイヤ、終盤にソフトタイヤで合計3周するにとどまり、タイムは出さなかった。

角田裕毅、マシンに苦しみ16番手「ライバルたちに大きく離されている。大幅な改善が必要」/F1第10戦金曜

 2022年F1イギリスGPの金曜、スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅はフリー走行1=9番手/2=16番手だった。

 チーフレースエンジニアのジョナサン・エドルズは、FP1ではコースの3分の2がウエット、3分の1がドライに近く、学ぶことのできないコンディションだったため、予定していた走行をすべてFP2で行ったと語った。