F1技術解説:第9戦(1)予想外の資質を発揮し、フェラーリを破ったレッドブルRB18

 2022年F1第9戦スペインGPで各チームが走らせたマシンを、F1i.comの技術分野を担当するニコラス・カルペンティエルが観察し、印象に残った点などについて解説。今回は、フェラーリのアップデートを紹介しつつ、レッドブルが勝利しフェラーリが敗北を喫した理由を探る。

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 カナダGPでのフェラーリのレースは、決して平坦なものではなかった。F1-75に十分な競争力があったことは、カルロス・サインツがマックス・フェルスタッペンを抑えてレース中の最速タイムを叩き出し、わずか0.993秒差で2位チェッカーを受けたことからも明らかだ。

WEC第4戦モンツァのエントリーリスト発表。2台のプジョー9X8が新規参戦、計38台の争いに

 7月10日に決勝レースが開催されるWEC世界耐久選手権第4戦『モンツァ6時間レース』のエントリーリストが発表された。プジョーの新型ル・マン・ハイパーカー『プジョー9X8』が新たに参戦を開始するこのイベントには、4クラス計38台の車両がエントリーしている。

スバル、フォレスター“STI Sport”を公開。専用ダンパーやブラックパーツでスポーティさを表現

 6月27日、スバルは2022年夏の発表を予定している『フォレスター』一部改良モデルに追加設定される“STI Sport”グレードを公開した。

 2018年6月に発表された第5世代フォレスターは、乗る人すべてが愉しく快適な空間を共有できるよう、取り回しのよさと室内の広さを両立したパッケージング、使い勝手の良い装備を採用し、SUVらしいたくましさを感じるデザインが表現されたスバルのグローバル戦略車だ。

レッドブルF1代表、予算超過の罰則がタイトル争いに影響する可能性を懸念「結果が法廷の前で決まることは望まない」

 レッドブルF1のチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、今年のタイトル争いにおいてF1の予算制限が重要な役割を果たすことを改めて強調した。タイトル争いの結果は法廷で決まる可能性もあるという。

 現在レッドブルとドライバーのマックス・フェルスタッペンは、それぞれチャンピオンシップで首位につけているが、ホーナーはシーズン開幕当初から急激なインフレによって制約されているチームの予算、エネルギーと輸送コストの上昇、世界的なサプライチェーンの問題への影響について声を上げてきた。

6戦4勝ロバンペラ「GRヤリスは間違いなく最強かつ最速のクルマ」/WRC第6戦 デイ4後コメント

 6月26日、WRC世界ラリー選手権第6戦『サファリ・ラリー・ケニア』の競技最終日、デイ4はSS14~17が行われ、TOYOTA GAZOO Racing WRTのカッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン組(トヨタGRヤリス・ラリー1)が優勝。2022年シーズン4勝目をマークした。日本人WRCドライバーの勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1)は総合3位でフィニッシュし、ケニアで2年連続となる表彰台を獲得している。そんな今季第6戦の全日程を終えた3チームからドライバーコメントが発表された。

■Mスポーツ・フォードWRT