24戦が予定される2023年F1カレンダー。チーム代表らは伝統と新規グランプリのバランスが取れた構成を希望

 F1のCEOを務めるステファノ・ドメニカリは、現在、2023年カレンダーの作成という困難な作業に取り組んでいる。今年は22戦が開催されるが、新たなレースとしてラスベガスが加わり、中国とカタールが復帰し、南アフリカのキャラミの復活も噂される2023年のカレンダーは、史上最多の24戦から成ると考えられており、25戦で構成される可能性もある。

「我々はまだ、来季カレンダーの草案を見ていない」とウイリアムズF1チーム代表のヨースト・カピートは明かしている。彼は、昔からレースを行っている伝統的なサーキットと、ヨーロッパ以外の新たな国々でのサーキットのバランスを取ってカレンダーが作成されることを望んでいる。

ポルシェ963、カスタマー車両は2023年開幕に間に合わない可能性。1台のコストは“約4億円”と判明

 ポルシェ・モータースポーツ・ノースアメリカ社長兼CEOのフォルカー・ホルツマイヤーは、JDCミラー・モータースポーツのポルシェ963のデビューレースについて「疑問符がつく」としており、カスタマーカーはシリーズ開幕戦に間に合わず、2023年シーズン途中に準備が整ってから展開される可能性が浮上している。

【順位結果】2022MotoE第4戦オランダ大会 レース2

 6月26日、2022年MotoGP第11戦オランダGPの併催として行われた、電動バイクによるチャンピオンシップ、FIM Enel MotoE World Cup(MotoE)の第4戦オランダ大会のレース2がオランダのTT・サーキット・アッセンで行われ、エリック・グラナド(LCR E-Team)が優勝を飾った。2位はドミニク・エガーター(Dynavolt Intact GP MotoE)、3位はマティア・カサディ(Pons Racing 40)が続いた。大久保光(Avant Ajo MotoE)は11位で終えている。

バニャイア、ポール・トゥ・ウインで今季3勝目。クアルタラロは2度の転倒を喫する/MotoGP第11戦オランダGP

 6月26日、MotoGP第11戦オランダGPの決勝レースがTT・サーキット・アッセンで行われ、MotoGPクラスはフランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)が今季3勝目を飾った。中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)はレース中にロングラップ・ペナルティを科され、12位でフィニッシュしている。