JAF、2023年FIA国際スポーツカレンダー登録申請一覧を発表。F1やWRC、WECの日本戦の日程も

 8月8日、JAF日本自動車連盟は、2023年FIA国際スポーツカレンダー登録申請一覧を発表した。JAFからFIA国際自動車連盟に対し、2023年の開催スケジュールを申請したものの一覧となるが、スーパーGT、全日本スーパーフォーミュラ選手権のカレンダーに加え、国際格式レース/ラリーのカレンダー申請一覧が掲載されている。

2023年のスーパーフォーミュラは全7大会。2022年から大きな日程の変更はなし

 8月8日、全日本スーパーフォーミュラ選手権を運営する日本レースプロモーションは、JAF日本自動車連盟から2023年FIA国際スポーツカレンダー登録申請一覧が発表されたことにともない、2023年の開催スケジュールについて発表した。

F1技術解説:第13戦(1)戦略失敗だけでは説明できないフェラーリの大失速

 2022年F1第13戦ハンガリーGPで各チームが走らせたマシンを、F1i.comの技術分野を担当するニコラス・カルペンティエルが観察し、印象に残った点などについて解説。今回は、優勝候補とみられていたフェラーリがなぜ敗北を喫するに至ったかを分析する。

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 ハンガリーGPの週末、フェラーリの滑り出しは、非常に順調だった。予想どおり、カルロス・サインツが金曜FP1、シャルル・ルクレールがFP2でベストタイムを出し、ライバルたちを圧倒した。ハンガロリンクの曲がりくねったコースは、大きなダウンフォースを発生し、エンジンが力強く加速するF1-75を持つフェラーリのために誂えられたようなコースといえた。

スーパーGTの2023年カレンダー発表。全8戦とシリーズの大まかなスケジュールは変わらず

 8月8日、スーパーGTをプロモートするGTアソシエイションは、JAF日本自動車連盟から2023年FIA国際スポーツカレンダー登録申請一覧が発表されたことにともない、2023年のスーパーGT開催日程について発表した。全8戦のカレンダーは変わらず、2022年と近いカレンダーが組まれている。

ルクレール、優勝争いができることを喜ぶ一方「能力を最大限に発揮できていない」と認める。F1後半戦での追撃に期待

 シャルル・ルクレールは、フェラーリの2022年シーズン前半は、勝利を祝った時も低迷を乗り切った時も喜びとフラストレーションがあふれ、感情的にジェットコースターに乗っているようだったと述べている。

 ルクレールとフェラーリは開幕戦から優勝を飾り、その後オーストラリアで2勝目を挙げた。最大のライバルであるマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が序盤に信頼性の問題を抱えていたこともあり、ルクレールは46ポイントの大差をつけることができ、十分な余裕があった。