GTT、DNVからAiP取得。液化水素運搬船 ()

LNG(液化天然ガス)タンクライセンサーの仏GTTはこのほど、メンブレン型液化水素タンクを搭載する液化水素運搬船のコンセプトデザインについて、ノルウェー船級協会(DNV)から基本承認(AiP)を取得したと発表した。GTTは今年2月に英石油大手シェルと液化水素の輸送を可能とする先端技術を開発する協……

郵船・川汽、LNG船7隻 長期契約。カタール向け、収益基盤を強化 ()

日本郵船と川崎汽船は10日、両社とマレーシア船社、中国船社の4社が出資する合弁会社を通じて、カタールの国営エネルギー会社カタールエナジーとLNG(液化天然ガス)船7隻の長期定期用船契約を結んだと発表した。同時に韓国・現代重工業とLNG船7隻の造船契約を交わした。郵船と川汽はLNGの安定供給に貢……

「脱炭素・デジタル」 26日にセミナー。当社・加護谷執行役員が講演 ()

スターマリン・パブリックリレーションズ(吉田麻貴社長)は26日、東京都内で「脱炭素・最先端デジタル化革新セミナー」を開催する。対象は船主や船社、運航会社、船舶管理会社、造船所など。セミナーは対面とオンラインの同時開催で、参加費は無料。日本海事新聞社・加護谷元基執行役員経営企画局長=……

輸組まとめ、受注15%増94万総トン。7月、減速も5年ぶり高水準 ()

日本船舶輸出組合が10日発表した7月の輸出船契約(受注)実績は、前年同月比15%増の94万総トンだった。隻数はバルカーを中心に1隻増の19隻を確保した。春先から成約が急増していた今年の実績で見ると、受注量が100万総トンを下回るのは2月以来。造船所が鋼材価格の高騰を受けて船価の引き上げに動いて……

【知床観光船事故】海図だけでは詳細不明。08年以降8件発生 ()

運輸安全委員会は10日、4月に発生した北海道・知床半島沖での観光船沈没事故に関する調査で得られた情報を、国土交通省海事局に提供したと発表した。同情報によると、事故が発生した海域で観光船が陸側の景勝地に接近して運航した場合、海図や航海用電子参考図だけでは障害物や海域の詳細情報を得られ……

ササクラ、通期下方修正 経常益45%減。原材料高など響く ()

船舶用造水装置などを手掛けるササクラは4日、2023年3月期連結業績予想の利益全項目を下方修正し、経常利益が4億円と前期比45%減になりそうだと発表した。5月発表の前回予想は7億円だった。原材料価格の上昇により採算悪化が見込まれる案件に対して受注損失引当金を計上するほか、前回予想時から為替レ……

国交省・経産省、内航効率化実証事業 1件を採択 ()

国土交通省と経済産業省は10日、「AI・IoT等を活用した更なる輸送効率化推進事業費補助金」(内航船の革新的運航効率化実証事業〈標準的省エネルギー船舶開発調査〉)で日本海洋科学、東海運、アジアパシフィックマリンが取り組む事業1件を採択したと発表した。同事業で得られる省エネ性能などの情報に……

永岡新文科相が就任会見 こども家庭庁「司令塔の意義大きい」 (教育新聞)

8月10日に発足した第2次岸田改造内閣で初入閣した永岡桂子文科相は同日夜、文科省に初登庁し、就任記者会見に臨んだ。児童虐待やいじめ、貧困など、子供を巡る問題が複雑化している状況を踏まえ、こども家庭庁の設置について「司令塔としての意義は大きい」と評価し、連携への意気込みを見せるとともに……

神戸港、小中学生向けイベント コンテナ荷役など体験 ()

子どもたちに港の仕事を知ってもらおうと、神戸港ポートアイランドにある港湾職業能力開発短期大学校神戸校(港湾短大神戸校)でこのほど、港湾施設見学・体験イベントが開催された。小中学生と保護者32人が参加。ガントリークレーンのシミュレーターや移動式クレーンを体験した。子ども目線で港の魅力……

【4―6月期】東陽倉庫、経常益2%減。助成金減が響く ()

◇東陽倉庫 経常利益は前年同期比2%減の5億6400万円。受取配当金が増加したが、前年同期にあった助成金収入の減少などで物流事業が減益となったのが響いた。売上高は2%増の71億円、営業利益は4%増の3億7000万円。純利益は3%増の4億900万円だった。セグメント別では、物流事業が2%増収、経常利益10%減の……