日本経済を再始動するには (日本経済新聞)

ウクライナ戦争による1次産品価格の上昇、ロシア・中国と西側諸国の対立によるサプライチェーン(供給網)分断、コロナ感染症による消費マインドの萎縮、円安によるコスト上昇圧力の高まりなど、日本経済は数多くの困難に直面している。将来についての不確実性が非常に高いため、経済政策運営も立ち尽……

泊原発差し止め 一部住民も控訴 (日本経済新聞)

津波対策の不備などを理由に北海道電力泊原発1?3号機(泊村)の運転差し止めを命じた札幌地裁判決を巡り、原告の住民の一部は14日、請求が棄却されたことを不服として控訴した。原告側によると、控訴したのは請求が棄却された原発から半径30キロ圏外に住む571人。北海道電も2日、判決は「到底承服でき……

亡きおばあちゃんへ=整体師・高並順子・38 (毎日新聞)

(新潟県) おばあちゃん、そちらの世界にお引っ越しして、半年ほどたちましたね。 おばあちゃんと2人でお花見した桜は今年もきれいに咲き、すてきに散っていきましたよ。 目を閉じて想像すると、私にはあたたかい笑顔が浮かびます。それはおばあちゃんです。 だから、私は会いたくなったらいつでもお……

肩の力抜いて太極拳楽しむ=無職・入江賢二・69 (毎日新聞)

(滋賀県) 先日、以前から興味のあった太極拳を見学した。「激しい運動ではなさそうだし、すぐ体得できそう」と気楽な気持ちで臨んだ。 というのも、私は大学時代、ボート競技のエイトの選手だった。社会人、そして退職後もスポーツジムに通い体力を維持した。その間、右肩の大手術などを経験したが「……

就活の動画エントリー攻略法 作り込まず、自分らしく (日本経済新聞)

2024年卒業予定の学生などを対象にした夏のインターンシップ(就業体験)の応募が始まった。最近、動画を使って自己PRや志望動機を伝える「動画エントリー」を課す企業が増えている。ただ手本が少なくどのように撮影すればいいか戸惑う学生も多い。就活探偵団が企業の人事担当者に攻略法を聞いた。「1……

原告高齢化「救済優先を」 (日本経済新聞)

17日に最高裁判決が言い渡される4件の集団訴訟の原告は高齢化し、提訴後に110人以上が死亡した。遺族たちは、故人への思いを胸に静かに判決を迎える。福島県双葉町から避難した石川はきのさん(85)は3月、共に原告だった夫の茂男さんを94歳で亡くした。「最高裁判決を聞きたかったはず。国は裁判を長……

起業サークルで課題解決 (日本経済新聞)

起業を目指す大学生のサークルが相次いで誕生している。情報交換やノウハウの勉強が主な活動で、在学中の事業開始も視野に入れる。IT(情報技術)の発達で起業のハードルが下がるなか、就職よりも自らの理念実現に挑戦する学生が目立つ。海外と比べれば起業の動きは低調で、大学や国も後押しする。「審……

子供を怒る指導者の罪 (日本経済新聞)

横浜YMCAが6月上旬に「怒らないコーチング、怒らない子育て」をテーマにパネルディスカッションを開催した。スポーツの現場でも体罰指導は猛批判される時代。だが、暴力はだめでも、怒鳴ったり叱ったりするのは強くするために当然と考える監督やコーチは今も少なくない。インターネットでライブ配信も……

若者、結婚や収入に不安 (日本経済新聞)

政府は14日、2022年版の「少子化社会対策白書」を閣議決定した。新型コロナウイルスの感染拡大で出生数の減少傾向が続いており、今後もコロナ前の水準を下回る恐れを指摘。オンラインを活用した結婚や子育て支援策が重要だと記した。厚生労働省によると、21年の出生数は81万1604人(概数)と6年連続で……