角田裕毅、予想外のQ1敗退「グリップ不足でマシンが運転しづらかった。決勝で挽回したい」/F1第13戦予選

 2022年F1ハンガリーGPの土曜予選で、スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅は16番手となり、Q1で敗退した。

 1分20秒580から1分19秒904にタイムを上げるが、これがターン5のトラックリミット違反で取り消され、最後に自己ベストの1分19秒240を記録。しかしQ1で15番手のランス・ストロール(アストンマーティン)と0.035秒差で敗退となった。

ガスリー15番手「満足いくラップを走ったが、タイムにそれが反映されていない」:アルファタウリ/F1第13戦金曜

 2022年F1ハンガリーGPの金曜、スクーデリア・アルファタウリのピエール・ガスリーはフリー走行1=13番手/2=15番手だった。

■ピエール・ガスリー(スクーデリア・アルファタウリ)
フリー走行1=13番手(1分20秒456:ソフトタイヤ/28周)/2=15番手(1分19秒730:ソフトタイヤ/28周)

 満足できるラップを走った。FP2ではいいラップをまとめることができたと思う。ただ、パフォーマンスについては、まだ目指す状態に辿り着いていない。

【角田裕毅F1第13戦密着】アップデートしたマシンで初日はまさか19番手「1日を通してクルマのバランスに苦しんだ」

 F1第13戦ハンガリーGPのフリー走行2回目が終了して5分後、予定されていたガレージ裏でのメディアセッションに現れた角田裕毅(アルファタウリ)は、いつになく厳しい表情だった。
 
 それもそのはず、フリー走行2回目での角田のポジションは、なんと19番手だったからだ。

角田裕毅「マシンパフォーマンスが後退したように感じる。バランス改善が必要」/F1第13戦金曜

 2022年F1ハンガリーGPの金曜、スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅はフリー走行1=14番手/2=19番手だった。

 チーフレースエンジニアのジョナサン・エドルズは、一日を次のように振り返った。

「先週のフランスで新しいエアロパッケージがコース上でどのように機能するかについて多くのことを学び、すでに準備を整えた状態でハンガリーに到着した。そのためこのサーキットに適したセットアップを施し、バランス向上のために2台でたくさんのテストを行った」

角田裕毅、追い抜きの難しいハンガロリンクでは「できるだけ上位で予選を通過することが重要」/F1第13戦プレビュー

 サマーブレイク前の最後のレースとなるF1第13戦ハンガリーGPに向け、スクーデリア・アルファタウリのピエール・ガスリーと角田裕毅が意気込みを語った。

 前戦フランスGPでは、アルファタウリはエミリア・ロマーニャGP以来となるアップデートを投入した。AT03はパフォーマンスの改善を見せ、角田は予選でQ3に進出したが、決勝レースでは他車との接触によりリタイアに終わった。

ガスリー、ホームGPで12位「今日のパフォーマンスに深く失望。新パッケージへの理解を早く進める必要がある」/F1第12戦

 2022年F1フランスGP決勝で、スクーデリア・アルファタウリのピエール・ガスリーは12位完走を果たした。

■ピエール・ガスリー(スクーデリア・アルファタウリ)
決勝=12位
14番グリッド/タイヤ:ハード→ミディアム

 なんとかポイント圏内に入ろうと頑張ったが、12位でフィニッシュした。もちろん望んでいたパフォーマンスではない。ファンの前で走ることができて、特別な週末になり、彼らのことを思うと笑顔になれる。でも、自分たちのパフォーマンスにはものすごくがっかりしている。

【角田裕毅F1第12戦密着】十分なスペースを残すも、突っ込んできたオコンと接触・リタイア「予選が好調だっただけに残念」

 F1で結果を残すためには、3つの仕事を完璧にこなさなければならない。ひとつは予選。もうひとつはスタート。最後が1周目のポジション争いだ。

 F1第12戦フランスGPでアップデートを手にした角田裕毅(アルファタウリ)は、ひとつ目の予選はほぼ完璧にこなして、予選8番手の座を手にした。日曜日、気温30度という灼熱の太陽の下、8番グリッドにマシンを止めた角田は、コクピットを降りると、グリッド脇で待っていたレースエンジニアのマッティア・スピニとチーフレースエンジニアのジョナサン・エドルズの元へ足を進めた。そこで53周のレースに向けての最終的な確認を話し合い、スタートの時を待った。

角田裕毅、接触のダメージでリタイア「オコンへのペナルティは軽すぎる。8位の可能性もあったのに台無しに」/F1第12戦

 2022年F1フランスGP決勝で、スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅は、1周目のアクシデントの後、マシンのダメージによりリタイアしなければならなかった。

 エステバン・オコン(アルピーヌ)との間に接触が起き、角田はターン8でスピン、最後尾に落ちてしまった。その後も走り続けた角田だが、マシンのダメージが拡大し、17周でリタイアとなった。

F1第12フランスGP予選トップ10ドライバーコメント(1)

 2022年F1第12フランスGPの予選が行われ、6〜10番手のドライバーが土曜日を振り返った。6〜10番手のドライバーはジョージ・ラッセル(メルセデス)、フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)、角田裕毅(アルファタウリ)、カルロス・サインツ(フェラーリ)、ケビン・マグヌッセン(ハース)だ。

ガスリー、母国でのQ1敗退に意気消沈「一日で競争力がなくなり、まるで違うマシンのよう」/F1第12戦

 2022年F1フランスGPの土曜予選で、スクーデリア・アルファタウリのピエール・ガスリーは16番手という結果だった。Q2進出最下位のアレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)とはわずか0.016秒差だった。

■ピエール・ガスリー(スクーデリア・アルファタウリ)
FP3 13番手(1分33秒869:ソフトタイヤ/18周)
予選 16番手(Q1=16番手1分33秒439:ソフトタイヤ)