三井化学と帝人は9日、三井化学が製造したバイオマスナフサ由来のビスフェノールA(BPA)を原料に帝人がバイオマスポリカーボネート(PC)樹脂を製造すると発表した。帝人は2023年前半までに松山事業所(愛媛県松山市)でISCC PLUS認証を取得して生産する。原料調達や生産量は開示していない。国内企業……
免疫関連蛋白質DOCK2は65歳未満のCOVID-19重症患者で発現が低い (日経BP)
日本の6大学が中心となり、全国の100を超える病院が参加し、6000人を超える新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者の血液を収集、解析を進めているコロナ制圧タスクフォースは、2022年8月8日、アジア人に特有に見られるDOCK2遺伝子の遺伝子多型が65歳未満のCOVID-19患者における重症化リスクと関連……
希少な海ワシ類の「バードストライク」防止手引き、6年ぶり改定…風力発電と生物多様性を両立 (読売新聞)
環境省は8日、絶滅危惧種のオジロワシなど希少な海ワシ類が風力発電施設に衝突する事故「バードストライク」を防ぐための手引きを6年ぶりに改定し、公表した。政府は風力発電を含む再生可能エネルギーの導入促進を掲げる一方、生物多様性を守る必要もあり、営巣地と施設との距離の目安などを新たに盛り……
分子1個の車が力走 ナノカーレースが広げる極小世界の可能性 (毎日新聞)
物質・材料研究機構チームの「ドライバー」を務めた川井茂樹・同機構グループリーダー=茨城県つくば市で2022年6月13日午後4時13分、大場あい撮影 特殊な顕微鏡でしか見えないナノ(10億分の1)メートルサイズのレースに、世界の研究者が熱を上げている。分子1個を車に見立てた「ナノカー」が力走する……
NO点鼻スプレーがSARS-CoV-2ウイルスの鼻腔排除を促進 (日経BP)
インドGlenmark Pharmaceuticals社のMonika Tandon氏らは、軽症新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者を対象に一酸化窒素点鼻スプレー(NONS)またはプラセボを鼻腔に噴霧する第3相臨床試験を行い、NONSはプラセボに比べ、鼻腔スワブを用いたPCR検査でウイルス消失を促進していたと報告した。結果……
生態学:気候変動によって既知のヒト病原体の半数以上が強力になったかもしれない (Nature Research)
Nature Japan 注目のハイライト 生態学:気候変動によって既知のヒト病原体の半数以上が強力になったかもしれない Research Press Release 生態学:気候変動によって既知のヒト病原体の半数以上が強力になったかもしれない Nature Climate Change 2022年8月9日 Ecology: Climate change can aggravate ……
火星サンプルリターン計画をNASAが大幅に変更、なぜ? (日経BP)
火星への打ち上げ前、米カリフォルニア州にあるジェット推進研究所の真空室で、ヘリコプター「インジェニュイティ」の本体に熱対策を施すNASAの技術者たち。2021年4月の火星での初飛行以来、インジェニュイティは29回の飛行をこなし、火星の空をのべ6km以上飛行した。(PHOTOGRAPH BY NASA/JPL-CALTECH……
新型コロナ 重症化に関わるたんぱく質を研究グループが確認 (NHK)
新型コロナウイルスに感染し、重症になった人では、免疫の制御に関わる遺伝子が作るたんぱく質の量が少なくなっていたとする分析結果を、慶応大学などの研究グループが発表しました。このたんぱく質を活性化する薬剤が見つかれば、新たな治療法になる可能性があるとしています。 続きを読む この研究は……
「コロナ検査キット配布で無報酬」の不可解 (日経BP)
既にご存じの方も多いと思いますが、薬局での新型コロナウイルス抗原検査キットの無料配布が始まっています。前回触れましたが、都道府県の判断に基づき行われるもので、また市町村単位に独自で行っているものもあり、形態は様々です。…
薬局による入院時支援、情報共有の実際は (日経BP)
入院時の持参薬調整から退院時の在宅移行まで、患者の入退院支援に力を入れる薬局が増えている。2022年度調剤報酬改定で点数が新設されるなど、制度面の後押しも大きい。入退院支援に欠かせないのが、病院薬剤部との連携だ。薬薬連携の実際や工夫について、具体的事例を交えて紹介する。(谷田直輝)…