東レエンジ、マイクロLEDディスプレイ生産性向上へ接合材検証 ()

東レエンジニアリングは、ディスプレイ駆動基板に直接マイクロLED(発光ダイオード)チップの良品のみを配置する技術を開発する。実用化されれば生産性が向上し、テレビなど大型でのマイクロLEDディスプレイの普及が前倒しされる可能性がある。上市ずみの高速レーザー転写装置で機械的な技術をほぼ確立……

塩ビ管に再評価機運、金属製より低CO2排出 ()

塩化ビニル樹脂製のパイプや継手を再評価する機運が高まっている。SDGsの取り組みが広がるなか、金属管に対して製造過程や工事の際の二酸化炭素(CO2)排出量を削減できるというメリットが注目されている。「ゼネコンがそうしたデータを求めるようになっており、ビル全体で管材のオール樹脂化を検討し……

大阪有機化学、半導体材料、EUV関連など攻勢 ()

【大阪】大阪有機化学工業は最先端のEUV(極紫外線)関連材料で攻勢をかける。同社は半導体材料事業において、主力のArF(フッ化アルゴン)レジスト用モノマーに加えて、EUVレジスト用モノマーを手がけており、なかでもEUV材料は2021年に19年比で売上高が1・7倍に増加した。現在EUV材料の比率は全体の4……

横浜市など、デジタルヘルスケア実証の場を紹介 ()

横浜市や木原記念横浜生命科学振興財団などは、デジタルヘルスケア市場への参入を目指すスタートアップや企業に対して実証実験の場を紹介する取り組みを始める。市内病院や各区の福祉施設、専門機関と連携し、実用化のための試験が行えるようにする。優れたアイデアがあるものの、実証実験の場の確保に……

安定成長・変革推進がカギ、CPCIF回顧と展望 ()

【上海=石田亮】中国石油・化学工業連合会(CPCIF)はこのほど、「2022石油化学産業発展大会」をオンラインで開催した。2021年中国化学業界の回顧と22年の展望を発表した。報告では各化学製品の自給率が上昇する一方で、パラキシレン、1,4-ブタンジオール(BDO)、酸化チタン、リン酸鉄リチウムなど……

信越化学、抗ウイルス機能高めたコーティング液 ()

信越化学工業は、無機薄膜コーティング液で抗菌・抗ウイルス機能を高めた新製品の販売を開始した。7月に出荷を始めた「テルサス RN」は2種類の無機材料を使って、同社の既存品に比べて抗ウイルス性を高めている。新型コロナウイルスにも高い性能を持つ。不特定多数の人流がある施設、環境に使われる建……

ビオメリュー、病原体の流行動向を提供 ()

微生物・感染症検査機器大手の仏ビオメリューは、日本で感染症の原因病原体の流行動向をウェブで公開する取り組みを始める。コロナ禍を機に医療機関などに330台超が普及した多項目遺伝子検査装置から検査結果を収集しており、日本全体のほか、特定の地域の流行トレンドをリアルタイムに把握できるよう……

受講料無料の禁煙指導WEB教材、8月に配信開始 (日経BP)

2022年8月、禁煙支援・治療の指導者向けWEB教材「J-STOPネクスト」の配信が開始する。受講料無料、申し込み不要で、気軽に学習に取り組めるという。開発メンバーの一人である地域医療振興協会ヘルスプロモーション研究センターセンター長の中村正和氏に、教材の内容や活用法などを聞いた。…

KDDI通信障害の意外な影響、新型コロナ編 (日経BP)

ご無沙汰しております。今年1月下旬には、最高で1日に47人検査し31人が陽性なんて日もあった当院の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療ですが、6月下旬には検査すら行わない日もありました。ところが、7月に入り、徐々に当院でも検査数、感染者数ともに再増加しています。 ただ、行政はコロナ対……

BNT162b2ワクチンは5~11歳の小児に中程度の予防効果 (日経BP)

本コラムでは、Googleが提供する学術雑誌のインパクト指標「h5-index」から、各領域10誌を抽出。それを元に世界中で最も多くツイートされた論文を紹介する。 6月27日~7月3日に最もツイート数が多かったのは、NEJM誌の論文「BNT162b2 Vaccine Effectiveness against Omicron in Children 5 to 11 Years……