フクロウ (日経BP)

Strigiformes イタリアのモンティチェッロにある繁殖センターで撮影したアメリカワシミミズク。原産地は北南米で、亜寒帯からアルゼンチンまで広く分布する。250種を超えるフクロウの中でも、野生で12年以上生きる長寿の種だ。(PHOTOGRAPH BY JOEL SARTORE, NATIONAL GEOGRAPHIC PHOTO ARK)[画像のク……

女将の脳活動、相手の表情に即反応 「おもてなし」の秘密に迫る (日経BP)

接客に長けた旅館の女将(おかみ)は、脳活動が一般の人と異なり、相手の特に怒った表情に敏速に反応することが、脳波の分析などから分かった。生理学研究所(愛知県岡崎市)のグループが発表した。精神や文化などの観点で捉えられてきた「おもてなし」の脳の働きを、初めて科学的に示した研究となった……

大腸がん再発のカギは「眠れる親玉」? 抗がん剤に耐える仕組み解明 (朝日新聞)

ミニ大腸がんのがん幹細胞を観察すると、増殖するもの(赤色)がある一方、休眠状態で増殖していないもの(緑色)があることがわかった。縦軸は細胞の数。横軸(右下)は観察日数=佐藤俊朗さん提供 [PR] 大腸がんが抗がん剤を耐えしのぎ、再発につながる仕組みの一端を解明したと、慶応大のグループが……

日本の研究力向上へ組織の枠超え連携を 研究大学コンソーシアムが提案 (科学新聞)

研究大学コンソーシアムが具体的な取り組みを提案した文科省の大学研究力強化委員会 研究力を強化するためには、オールジャパンで分野や機関、大学やセクターの枠を超えた共創のための連携を促進する仕組みを作らなければならない。研究大学コンソーシアム(RUC)全体会議の山本進一議長(豊橋技術科学……

太陽光で水を電気分解 「水素製造」世界最高水準の変換効率達成 新潟大 (科学新聞)

太陽光由来の電力で水から水素と酸素を取り出すことができれば、カーボンニュートラル社会の実現に大きな一歩となる。高い太陽光-水素変換効率(STH)を達成するには、低い過電圧で作動する高効率水電解セルを開発し、その最大出力に適した太陽電池と組み合わせる必要がある。 新潟大学自然科学系の坪……

虫の求愛法に地域差 プレゼントの扱いで判明 子孫にも遺伝 (科学新聞)

岡山大学農学部の石原凌特別教育・研究員、同大学術研究院環境生命科学学域の宮竹貴久教授は、プロポーズするときオスがメスにプレゼントを示して求愛する昆虫ヤマトシリアゲ(シリアゲムシ目に属する)について、愛知と岡山の集団でオスの求愛行動が異なることを発見した。石原研究員によると「一昨年……

糖尿病薬メトホルミンが脳腫瘍治療に有望 国立がん研と山形大が第2相臨床試験開始 (科学新聞)

1日あたり90円と非常に安価で世界中で使われている糖尿病治療薬メトホルミンが、がん治療に大きな変化を生み出すかもしれない。国立がん研究センター中央病院の成田善孝・脳脊髄腫瘍科長、山形大学医学部の北中千史教授らの研究グループは、標準治療とメトホルミン投与による再発抑制効果を検証するた……

シオノギ系ファーミラ、増産投資、売上高5倍へ ()

シオノギファーマやエンジニアリング会社など7社による医薬品原薬・中間体の医薬品開発製造受託(CDMO)会社「Pharmira(ファーミラ)」は、連続生産に対応した設備投資を拡大する。2025年度までに製造棟を2つ新築し、初期のプロセス開発から少量の商用生産まで対応できる体制を確立する。原薬・中間体……

三ツ星ベルト、SF成形受託の売り上げ倍増へ ()

【大阪】三ツ星ベルトは、5年後をめどに発泡射出(SF)成形受託製造事業の売り上げを倍増させる。近年、実績化してきた各種機器の筐体、土台向けなどを伸ばすほか、インフラ分野での展開も模索。これまで主に使用してきた変性ポリフェニレンエーテル(PPE)に加えて耐候性や耐衝撃性の向上を狙い、ナイ……