歩行の可視化で健康寿命延伸に貢献-。花王は、幼児から高齢者まで歩く特徴を科学的に解析する「歩行モニタリング」に注力している。近年の研究で高齢者の健康維持には歩行の量だけでなく、質も重要であることが分かってきた。歩行状態を数値化することで、日常生活動作(ADL)の低下やフレイル(加齢……
独BI、日本の創薬拠点強化、核酸医薬の製剤研究 ()
独製薬大手ベーリンガーインゲルハイム(BI)は、日本で核酸医薬品の製剤化研究を始める。次世代薬の核酸医薬は薬効成分を標的細胞に届ける薬物送達技術(DDS)が実用化のカギ。核酸原薬とDDS技術を組み合わせ、ヒトへの投与に最適な製剤を開発する。神戸医薬研究所(神戸市中央区)の全面改修に着手し……
GSユアサ、LiB高エネ化へ、電解生成物を解明 ()
GSユアサは、高電位のリチウムイオン2次電池(LiB)電解液から検出されるリン酸エステルについて、生成メカニズムの解明に成功した。液体クロマトグラフィー質量分析を用いることで、カーボネート重合体が多く存在するエチレンカーボネート(EC)系電解液の還元分解でリン酸エステルが生成することを突……
TED、医療機器ビジネス強化、検体検査装置ODM ()
東京エレクトロンデバイス(TED)は、医療機器のODM(相手先ブランドによる設計・生産)ビジネスを強化する。開発・製造機能を持つグループ企業およびパートナー企業と連携し、医療機器メーカーに向け検体検査装置を完成品に近いかたちで供給する方針だ。医療機器を製造・販売可能とするため定款を変更……
教えて!皮膚のびらんができやすい患者の対処法は? (日経BP)
Question 質問したキッカケ 皮膚の脆弱な患者さんがいらっしゃいます。おむつを装着するとすぐにびらんを形成し、繰り返します。このびらんについて、看護でできることを知りたいです。 質問したいこと おむつ装着で形成されるびらんの対処方法について教えてください。…
膵癌に対する臨床試験の最新動向 (日経BP)
切除不能膵癌に対する全身化学療法の開発が進み、一部の患者では切除可能へのコンバージョンが可能になっている。その成果をもとに、切除可能例、あるいは切除可能境界(ボーダーライン)や局所進行膵癌を対象とした臨床試験が実施されている。また膵癌では免疫チェックポイント阻害薬(ICI)の効果は……
コロナ最前線に送る感染症専門医の治療指針 (日経BP)
今も忘れない、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)第1波で最初に私が診た症例は、高齢者がいきなり重症になった例であった。その症例で私はステロイドパルス療法を指示し、ヒドロキシクロロキンとファビピラビル、そして市中肺炎の原因微生物をフルカバーする抗菌薬を併用した。今思うと、とても恥……
新型コロナの発生届出、記載7項目とし簡素化へ (日経BP)
厚生労働省は2022年8月4日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大に伴う医療機関・保健所の負担軽減に向け、65歳以上の高齢者や重症化リスクのある者を除く重症化リスクの低い患者では発生届け出の記載項目を7項目に減らし、簡素化するよう自治体に求める事務連絡を発出した(参考資料)。…
外来で第7波を乗り切るための感染症専門医の治療指針 (日経BP)
今も忘れない、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)第1波で最初に私が診た症例は、高齢者がいきなり重症になった例であった。その症例で私はステロイドパルス療法を指示し、ヒドロキシクロロキンとファビピラビル、そして市中肺炎の原因微生物をフルカバーする抗菌薬を併用した。今思うと、とても恥……
「最期は入院して1人で過ごしたい」と希望する大腸癌を患うCさん (日経BP)
なんとも珍しい戻り梅雨も終わり、暑い毎日が続いています。今年の夏は熱中症予防と感染予防のせめぎあいで気忙しいですね。マスクを外すか外さないか、行動制限のない中、外出はどうするのか──。難しい意思決定の機会が多い日常を過ごされていることと思いますが、健康に気を付けて夏を乗り切りたい……