JX金属、グループ全体で金属3D印刷材料を展開 ()

JX金属はグループで金属3Dプリンター用材料のトップ集団として事業育成を進める。銅に加えてタンタル・ニオブ、チタンなどそれぞれの金属種で強みを持つことを生かし、利用シーン全体でニーズ把握する。純銅粉末の課題を解決する独自の表面コーティング、出資ベンチャーによる合金提供など、3Dプリンタ……

減量手術は肥満に関連する癌のリスクを減らす (日経BP)

米国Cleveland ClinicのAli Aminian氏らは、BMIが35以上の患者で、減量手術を受けた人と受けなかった人を長期追跡して癌のリスクを比較するマッチドコホート研究を行い、肥満に関連する癌の発症リスクとあらゆる癌による死亡リスクは、減量手術群で有意に低かったと報告した。結果は2022年6月3日のJAMA……

感染症部会、サル痘患者接触者への天然痘ワクチン予防投与の結論は出ず (日経BP)

厚生労働省は2022年6月29日、第62回厚生科学審議会感染症部会を開催。2022年5月以降に欧州を中心に感染が広がっているサル痘に関して、医療従事者などの接触リスクが高い者に対する天然痘ワクチンの曝露前投与の是非などについて議論した。 サル痘は、オルソポックスウイルス属のサル痘ウイルスによる……

高齢化時代にPHR活用が直面する課題 (日経BP)

皆さん、こんにちは。本連載ではヘルスケアに関わる各分野の専門家からヘルスケア・データ活用の現状や課題、ルール形成への示唆などを伺いながら、これからの医療の形に大きく関わるトピックである「ヘルスケア・データガバナンス※1」のあり方を検討しています。 ※1 この連載では「ヘルスケア・デー……

小児の急性肝炎、現時点で病原体に「特徴的な傾向なし」 (日経BP)

2022年6月30日、国立感染症研究所は「国内における小児の原因不明の急性肝炎について(第1報)」を発表。6月23日時点で厚生労働省(および国立感染症研究所)の調査で収集された原因不明の小児の急性肝炎の可能性例について、年齢層や病原体検査の詳細を初めて明らかにした。…

腎障害患者における虚血性脳卒中の病型別リスクが明らかに (日経BP)

慢性腎臓病(CKD)は世界的な健康問題の一つであり、脳卒中の危険因子として確立していると認識されている。しかし、心原性脳塞栓症やラクナ梗塞といった虚血性脳卒中の病型によらず、CKDのステージ分布や臨床的影響が一貫しているかどうかは不明であった。この研究では、腎機能障害が脳卒中の病型や機……

精神医学が「最新の科学」であることの証明 (日経BP)

前回、統合失調症の診断、その診断基準を提示しているDSM-5について細かく見ていきました。今回はそのDSMとは何か、その歴史的経緯と問題点を説明していきましょう。このDSMという「精神疾患の診断・統計マニュアル」は、現在の精神医学の根幹を成しているのです。専門的な細かい話と思われるかもしれ……

総合診療医としてアルコール健康障害対策に力を入れる (日経BP)

筑波大学地域総合診療医学准教授の吉本尚(よしもと・ひさし)医師は、2か所の医療機関で飲酒の悩みを抱える人たちに対応する専門外来を開いている。一つは、2019年1月に北茨城市民病院附属家庭医療センターで始めた「飲酒量低減外来」。もう一つは、21年4月に筑波大学附属病院総合診療科で立ち上げた……

地域に連携先がありません (日経BP)

徐々に患者が増えてきたアラタナクリニック。だが、院長の「あらたな」氏が目指す「安心して自宅で療養し、看取りまで対応できるクリニック」の実現には、患者や家族からの往診依頼や問い合わせに24時間365日の対応が求められる。 スタッフの忙しそうな様子を見て、外部の訪問看護ステーションや訪問介……