コーティング加工などを扱うニデックは、自動車用反射防止(AR)製品の拡充を進める。内装用ではダッシュボードのコックピット化や3Dパネル、近赤外線カメラなどの導入に合わせたコートシートやインサート成形用フィルムを開発。外装用ではルーフへの太陽光発電パネル(PV)搭載に向けた高耐久コート剤……
未来のロボットの姿は (毎日新聞)
電気自動車で有名な米テスラ社は、開発を続けていた人工知能(AI)制御の人型ロボット「オプティマス」のお披露目を9月末に行うと発表した。現時点で公開されているデザインのシルエットは人間そのもの。だから、白い全身タイツをまとった漆黒ののっぺらぼう姿が余計に不気味だ。 先行する米ボストン・……
小児の急性肝炎、新型コロナウイルスのスーパー抗原が関与との仮説も (日経BP)
欧米などを中心に、原因不明の小児の急性肝炎の可能性例が多発し、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)やアデノウイルス感染との関係が指摘されている。日本でも、複数の可能性例が報告されている。なぜ、原因不明の小児の急性肝炎が起きるのか。現在までに示されている仮説について、2022年6月1日、小児……
複雑化する多発性骨髄腫の初回治療を読み解く (日経BP)
初発多発性骨髄腫(NDMM)に対して、近年さまざまな治療法が開発されている。新規薬剤も加わり、有効性のある薬剤の新しい組み合わせが年々発表され、治療は複雑化している。 5月20日から22日に開催された第47回日本骨髄腫学会学術集会の教育講演において、徳島県立中央病院血液内科の尾崎修治氏は、「……
「高齢者の虫歯」で治療困難例多発のわけ (日経BP)
口腔リハビリテーション多摩クリニックの菊谷武氏 認知機能が低下した人で、残っている歯のほとんどが虫歯という治療困難例が目立つ──。長年、高齢者の口腔ケアの問題に取り組んできた日本歯科大学教授で口腔リハビリテーション多摩クリニック院長の菊谷武氏は、「80歳になっても20本以上自分の歯を……
えっ! 入れ墨もないのにMRIでやけど!? (日経BP)
MRIは、磁気を利用した基本的には安全な検査です。とてつもなく強力な磁場の中に置いた身体に外から電磁波を与えると、体内の水素原子が共鳴・振動します。MRIは、この振動した水素原子が発する電磁波を受信し、電気信号に変換して画像を得ています。とてつもなく強力な磁場がどれほど「とてつもない」……
レビー小体病に対する123I-MIBG心筋シンチの診断精度の検証 (日経BP)
123I-メタヨードベンジルグアニジン(123I-MIBG)心筋シンチグラフィは、パーキンソン病やレビー小体型認知症などのレビー小体病を他の類似疾患と区別するための画像診断検査として用いられるようになってきた。しかし、この画像検査は診断精度の検証が十分になされていない。本研究は、123I-MIBG心筋……
遺伝子改変ブタの腎臓を脳死者に移植した研究 (日経BP)
米国New York大学のRobert A. Montgomery氏らは、遺伝子改変ブタの腎臓を2人の脳死者に移植して54時間後まで観察したところ、移植後すぐに尿の生成が始まり、拒絶の徴候なしに生着していたと報告した。結果はNEJM誌2022年5月19日号に掲載された。 米国では10万人を超える患者が臓器移植を待っており、……
妊婦、高齢者、小児の便秘、漢方薬はどう使う? (日経BP)
様々な消化器系のテーマを取り上げ、総合診療医が消化器内科医と総合診療科から消化器内科に転身した医師に疑問をぶつける本連載。第11回は、前回から引き続き漢方専門医をゲストとして招き、便秘に対する漢方薬の使い方を取り上げます。…
腹部大動脈瘤の長期予後、開腹術がEVARに勝る (日経BP)
腹部大動脈瘤の血管内治療(EVAR)と開腹手術の長期予後を比較したところ、総死亡に加え破裂や再インターベンション施行も開腹手術の方が優れることが、米国メディケア患者を対象としたコホート研究により示された。論文が5月13日、JAMA Network Open誌ウェブサイトに掲載された。 近年、EVARは施行件……