文部科学省は2022年7月22日、第7回「薬学部教育の質保証専門小委員会」を開催し、「薬学部教育の質保証に関するとりまとめ(案)」をおおむね了承した。22年8月以降に開催予定の「薬学系人材養成の在り方に関する検討会」に報告される。…
「医療機関で検査キット配布」に異議あり (日経BP)
7月22日の話です。岸田文雄首相が日本医師会の会長と面会し、医療機関で新型コロナウイルスの抗原検査キットを無料配布することを表明しました。発熱外来の負担軽減のため、診察の代わりに検査キットを無料で配布するとのことです。…
第161回 コスタリカの青いハンミョウ「タルサリス」はなぜ飛ばないのか? (日経BP)
暑い夏!涼しげな青のハンミョウ(斑猫)をご紹介。この季節、熱中症にどうぞお気をつけください。ニシダは熱虫症! 飛ぶのか飛ばないのか?そこが問題だ。[画像のクリックで別ページへ] コスタリカに、一風変わった昆虫がいる。飛ばないハンミョウだ。 甲虫の仲間であるハンミョウは大きさが10~20 ……
カプロラクタム、欧・中で市況悪化、未曾有の減産懸念も ()
ナイロン6原料となるカプロラクタム(CPL)の市場環境が欧州や中国で悪化している。欧州では天然ガス危機が再燃するなかで、CPL工場のコスト上昇のみならず多様な業界に影響が広がり、購買意欲が減少傾向にある。中国市況も川下需要の停滞を受けて落ち込んでおり、中国にアジアの市場環境も引きずられ……
韓ロッテMCC、PMMA用途拡大へ車、化粧品開拓 ()
韓国でメタクリル酸メチル(MMA)およびその川下製品を展開するロッテMCCは、アクリル樹脂(PMMA=ポリメチルメタクリレート)の用途拡大に臨む。導光板向けを主力用途として成長を遂げてきたが、韓国内で製造、販売される自動車や化粧品容器などへも採用を広げるための取り組みを強化している。自動車……
ユシロ化学、シクロデキストリン誘導体受託合成開始 ()
ユシロ化学工業は付加価値事業の育成を加速する。新素材開発でノウハウを蓄積した合成技術を横展開し、シクロデキストリン(CD)誘導体の受託合成事業をスタートした。2021年のパイロットプラント立ち上げを経て、今年から研究用途向け供給を拡大する考えだ。今後は富士工場(静岡県小山町)を候補とし……
協和化学、低誘電の中空シリカ開発、5G電材へ育成 ()
【大阪】協和化学工業(香川県高松市、木下幸治社長)は電子材料として使用することができる中空シリカを開発した。粒子径は数マイクロメートルで均一であり、低誘電特性を有するもので、こうした特性を持つ中空シリカは世界で唯一という。普及が見込まれる第5世代移動通信システム(5G)や第6世代移動……
日清オイリオG、成長商材展開、化粧品油剤など ()
日清オイリオグループは、成長性が見込める商材の事業拡大に向けた取り組みを加速させる。化粧品油剤では国内だけでなく、アジア地域を中心としたソリューションビジネスを展開。ヘルスサイエンス分野のコア商材である機能食材のMCT(中鎖脂肪酸)オイルは、科学的エビデンスベースによるマーケティン……
上村工業、新メッキ技術で銀焼結接合を迅速化 ()
上村工業は銀焼結接合を迅速化できるメッキ技術を開発した。電気自動車(EV)の普及を背景にパワー半導体の需要が高まるなか、ハンダよりも耐熱性・耐久性・放熱性に優れる銀焼結に注目が集まっている。ただ銀焼結は加圧プロセスを要するため、ハンダよりも接合に時間がかかるという課題がある。同社の……
GSユアサ、SiO負極LiB開発 ()
GSユアサは、一酸化ケイ素(SiO)を負極に用いたリチウムイオン2次電池(LiB)開発を加速する。新規バインダーや電解液の適用で、300ワット時/キログラム級の高容量化と長寿命化が可能になることを見いだした。SiOのようなシリコン(Si)系活物質は、電池の高容量化に期待が寄せられているものの、充……