外来機能報告データを公表し外来医療の機能分化を促進へ (日経BP)

厚生労働省は2022年7月20日、「第8次医療計画等に関する検討会」を開催し、今後の外来医療の提供体制や外来医療の見える化について議論した。2024年度からの次期外来医療計画に記載する内容について厚労省は、紹介受診重点医療機関となる医療機関の名称や医療資源を重点的に活用する外来の実施状況等の……

資源減ウナギの代替品 アナゴも、とれない 温暖化やエサ減少、原因か (毎日新聞)

レッドリストで絶滅危惧種に指定されているニホンウナギの資源減少が問題となる中、代替品として注目されているのが見た目や食感の似ているアナゴだ。天ぷらやすしでおなじみのアナゴだが、かば焼きにしてもおいしく、価格もウナギよりお手ごろだ。ウナギのみならずアナゴの現状についても知りたいと思……

オフィス街気温下げたコロナ外出自粛 (毎日新聞)

新型コロナウイルス感染拡大を受けた外出自粛は、緑化対策並みの気温低下につながった――。産業技術総合研究所(茨城県つくば市)などが外出自粛と都市環境の関係を検証している。テレワークの推進は猛暑対策などにも一役買うことができるのだろうか。 ●ビッグデータで検証 検証を進めているのは、産……

Long COVID、日本の治療最前線からの報告 (日経BP)

適切な介入をすればほとんどのコロナ罹患後症状(Long COVID)は改善する──。こう強調するのは聖マリアンナ医科大学病院が全国に先駆けて設置した新型コロナウイルス感染症後外来を率いる総合診療内科主任医長の土田知也氏だ。多種多彩な身体症状が重なり合う上に、患者は心理面あるいは社会的な問題……

Stroke Oncologyで脳卒中合併がん患者に対する適切な治療・ケア体制の構築を (日経BP)

脳卒中を合併するがん患者は増加している。治療の進歩に伴い患者の予後が改善したことが背景にある。6月に開催された第7回日本がんサポーティブケア学会(JASCC)学術集会の合同企画セッション2「脳卒中合併がん患者のケアと治療と連携のあり方~Stroke Oncologyの確立へ」では、両疾患にまたがるさま……

自院の救急搬送件数を増やす手段とは? (日経BP)

小倉記念病院の松本です。今回は救急搬送について考えてみたいと思います。 急性期病院なら救急車搬送患者数は大事な指標ですよね。当院では新規入院患者数をKPI(重要業績評価指標)と考えているのですが、その実績に影響するのが予定入院と救急入院です。基本的に救急入院に頼り過ぎると、こちらでコ……

書籍紹介『プライマリ・ケア研究 何を学びどう実践するか』(南山堂) (日経BP)

プライマリ・ケア研究 何を学びどう実践するか 金子 惇(翻訳) 5940円(税込)/2022年6月発行 (株)南山堂 TEL03-5689-7850 本書は世界家庭医機構(WONCA)の教科書の1つであり、これからプライマリ・ケア領域の研究を始めたいと考える読者に、具体的な全体像と1つずつのステップを平易な言葉で分か……

腸内細菌叢に最も強く影響する薬剤は? (日経BP)

東京医科大学消化器内視鏡学分野准教授の永田尚義氏らのグループは、日本人腸内細菌叢の大規模なデータベースを構築し、薬剤の種類や投与数が腸内細菌叢に与える影響について報告した。同データベース「Japanese 4Dコホート」は、腸内細菌叢に関するデータだけでなく、疾患や使用薬剤、身体測定因子、……

妊婦の抗体は生後6カ月未満の乳児のCOVID-19入院リスクを減らす (日経BP)

本コラムでは、Googleが提供する学術雑誌のインパクト指標「h5-index」から、各領域10誌を抽出。それを元に世界中で最も多くツイートされた論文を紹介する。 7月11~17日に最もツイート数が多かったのは、NEJM誌の論文「Maternal Vaccination and Risk of Hospitalization for Covid-19 among Infants……