マンダム、CNF利活用を推進、冷感ミストなどに ()

マンダムは、セルロースナノファイバー(CNF)の利活用を推進する。化粧品処方中への分散最適化などの知見を蓄積しており、夏用冷感ミストのリニューアル品では汗の速乾やメークキープ機能を実現。現在も継続して素材研究を進めており、発揮できる機能と製品価格設計、需要とのバランスをみながら、自……

塩野義、コロナ経口薬仕切り直し、審議継続へ ()

国産では初となる新型コロナウイルス感染症経口薬の実用化を目指していた塩野義製薬が正念場を迎えている。20日開催の薬事・食品衛生審議会(厚生労働相の諮問機関、薬食審)の合同会議は同薬の緊急承認について継続審議を決定。同社が行う最終段階治験データなどを踏まえ、改めて議論することとした。……

DIC-太陽HD、FPCでシードフィルム実績化へ ()

DICと太陽ホールディングスが共同開発した「高周波対応配線形成用新シードフィルム」の実績化が迫っている。最大の特徴は界面に凹凸がなく高平滑であるため、伝送損失を抑制できる点。高周波対応の新手法として既存のmSAP(モディファイド・セミアディティブ)法などの代替を狙う。フレキシブルプリン……

MTIなど、コロナワクチンと月経異常の関連調査 ()

国立成育医療研究センターと、女性の健康情報サービス「ルナルナ」アプリを手がけるエムティーアイ(MTI)はこのほど、新型コロナウイルスワクチン接種と月経異常との疫学的関連性についての調査を開始すると発表した。海外では新型コロナワクチン接種による副反応の一つとして月経異常が報告されてい……

医薬品第二部会、ノバ製ワクチン年齢引き下げ了承 ()

厚生労働相の諮問機関である薬事・食品衛生審議会(薬食審)医薬品第二部会は20日、米ノババックスと武田薬品工業の新型コロナワクチン「ヌバキソビッド筋注」の1回目、2回目接種の対象年齢を12歳以上に引き下げることを了承した。従来は18歳以上が対象だった。これにより、武田は速やかに添付文書を改……

ニプロ、東大発ベンチャーに出資 ()

ニプロはこのほど、唾液で新型コロナウイルスやインフルエンザウイルスを検査する技術を開発する東京大学発ベンチャーのナノティス(東京都渋谷区)に、今月5日付でシリーズA出資を行ったと発表した。金額は非公表。協業を前提とした出資を通じ、将来、検査技術からオンライン診療、データ解析まで一連……

在宅医療圏、市町村単位の設定求める意見相次ぐ (日経BP)

厚生労働省の「在宅医療及び医療・介護連携に関するワーキンググループ」が2022年7月20日に開かれ、「在宅医療の体制構築に係る指針」の作成に向けて、訪問診療や訪問看護などの在宅医療提供にかかる基盤の整備や、情報通信機器等の活用を含む効率的な提供体制のあり方について議論した。医療計画を策……

末梢性T細胞リンパ腫に対する有機ヒ素製剤 (日経BP)

2022年6月20日、抗悪性腫瘍薬のダリナパルシン(商品名ダルビアス点滴静注用135mg) の製造販売が承認された。適応は「再発または難治性の末梢性T細胞リンパ腫」、用法用量は「成人に1日1回300mg/m2(体表面積)を1時間かけて5日間点滴静注後、16日間休薬する。この21日間を1サイクルとして繰り返す。……

オミクロン株は免疫逃避能力を高める方向に進化 (日経BP)

米国Beth Israel Deaconess Medical CenterのNicole P. Hachmann氏らは、新型コロナウイルスのオミクロン株(B.1.1.529系統)から派生した亜系統に対する中和抗体価を測定し、BNT162b2ワクチン接種者もBA.1やBA.2に感染した患者でも、BA.4とBA.5に対する中和抗体価が低く、オミクロン株が免疫逃避傾向……

理工系出身者の知見を生かし医療AI技術を勉強中 (日経BP)

皆さん、初めまして。上都賀総合病院(栃木県鹿沼市)初期研修医2年目の赤野間貴之と申します。今回、第5回レジデントチャンピオンシップ(以下レジ王)本戦出場者として記事執筆の機会をいただきました。 まず、レジ王に参加した感想としましては、コミッショナー5人の先生方が出題する問題の難易度が……