7度のF1王者ミハエル・シューマッハー、F1キャリアと慈善活動が称えられ、出身州から表彰。授賞式に家族が出席

 ドイツのノルトライン=ヴェストファーレン州は、同州出身で7度のF1世界チャンピオンに輝いたミハエル・シューマッハーに名誉ある州賞を授けた。ケルンのモーターワールドで行われた授賞式において家族が賞を受け取った。

 ノルトライン=ヴェストファーレン州が民間人に授与する賞として最も権威あるこの賞は、年に一度、授与が行われる。シューマッハーは、F1における傑出した業績と慈善活動が評価されて受賞した。

2戦連続入賞のシューマッハーをハースF1代表が賞賛「今のミックは、クラッシュせずに、ポイントを稼いでくる」

 当初予想されていたよりも時間はかかったが、ミック・シューマッハーは今、確実に進歩を遂げつつある。F1イギリスGPとオーストリアGPの両方でポイントを獲得したシューマッハーは、この2連戦において最も注目されたドライバーのひとりだった。

 2021年にハースからF1にデビューしたシューマッハーは、同じルーキーのチームメイト、ニキータ・マゼピンよりも速く、安定感もあった。比較的スムーズなデビューイヤーを過ごした後、今年、マゼピンと入れ替わる形で経験豊富で速さのあるケビン・マグヌッセンが加入すると、シューマッハーは苦戦するようになった。

【SNS特集】F1イギリスGP:あのマーヴェリックがやって来た。「シューマッハー家」10シーズンぶりのポイント獲得

 1カ月で4レースという超過密なスケジュールが組まれた7月。その初戦となるF1第10戦イギリスGPでは、スタート直後の大クラッシュによる赤旗中断や、セーフティカーの出動などの波乱のなかで、大熱戦が繰り広げられた。フェラー …