フェラーリのタイヤ戦略を活かして表彰台を獲得するも「シャルルに同情する」とラッセル/F1第13戦

 メルセデスのジョージ・ラッセルは、ライバルのシャルル・ルクレール(フェラーリ)へ同情の念を示した。F1第13戦ハンガリーGPではフェラーリのタイヤ戦略が失敗したことで、ルクレールの努力が報われることはなかったのだ。

 ハンガリーGPのレース序盤、ラッセルは先頭集団でルクレールと戦っていたが、中盤の時点でルクレールがトップに立った。ルクレールと、10番グリッドから順位を上げてきた最大のライバルであるマックス・フェルスタッペン(レッドブル)による決戦の可能性が示された。

2022年F1第13戦ハンガリーGP決勝トップ10ドライバーコメント(2)

 2022年F1第13戦ハンガリーGP決勝レースで優勝〜5位のドライバーが日曜日を振り返った。優勝〜5位のドライバーはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)、ジョージ・ラッセル(メルセデス)、カルロス・サインツ(フェラーリ)、セルジオ・ペレス(レッドブル)だ。

初ポールのラッセルは3位でメルセデスW表彰台「終盤タイヤに苦しんだ。後半戦では優勝を狙う」/F1第13戦

 2022年F1ハンガリーGP決勝で、メルセデスのジョージ・ラッセルは3位表彰台を獲得した。自身初のポールポジションからレース序盤をリード。上位勢の1回目のピットストップが終わった時点で再びトップに立った。しかし31周目にシャルル・ルクレール(フェラーリ)に抜かれて2番手に。レース終盤にはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)に続く2番手を走行していたが、65周目にチームメイトのルイス・ハミルトンにパスされて3番手となった。

F1第13戦ハンガリーGP予選トップ10ドライバーコメント(2)

 2022年F1第13戦ハンガリーGPの予選が行われ、ポールポジション~5番手に入ったドライバーたちが土曜日を振り返った。ポールポジション~5番手に入ったドライバーはジョージ・ラッセル(メルセデス)、カルロス・サインツ(フェラーリ)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、ランド・ノリス(マクラーレン)、エステバン・オコン(アルピーヌ)だ。

【F1第13戦ハンガリーGP予選】メルセデス今年初のポールポジション! ラッセルがフェラーリの2名を抑えてポール獲得 レッドブル大不調

F1: ハンガリーGP予選@フンガロリンク。ラッセルが驚きのポールを獲得。メルセデスのルーキーレーサー、ジョージ ラッセルはハンガリーGPの予選で初のポールポジションを獲得した。 ハンガリーGP予選でメルセデスが小さなセ […]

“ミスター・サタデー”の本領発揮。ラッセルがF1初ポール「飛躍の理由はよく分からないが、チームにとって重要な結果」

 2022年F1ハンガリーGPの土曜予選で、メルセデスのジョージ・ラッセルは自身のF1キャリアで初のポールポジションを獲得した。ウイリアムズ時代から予選で速く、“ミスター・サタデー”と呼ばれたラッセルが、メルセデスに今シーズン初のポール(2021年サウジアラビアGP以来)をもたらした。

 チーム代表トト・ウォルフは、「Q3の初めから、タイヤを正しいウインドウに入れることができ、マシンバランスがよくなり、すべてがうまくまとまった」とコメントした。

ハミルトン11番手「サーキットによってこれほどマシンが変わってしまうなんて…」メルセデス/F1第13戦金曜

 2022年F1ハンガリーGPの金曜、メルセデスのルイス・ハミルトンはフリー走行1=7番手/2=11番手、ジョージ・ラッセルはフリー走行1=5番手/2=8番手だった。

 チームはセッション後に次のようにコメントした。

「FP2前のセットアップ変更によりW13は扱いづらくなり、ふたりともグリップ不足と全体的な不安定さに悩まされた。ハミルトンはフロアにダメージを負ったことがFP2終盤に影響した」

ラッセル、ペレスとのバトル中に無線で声をかけた代表に感謝「みんな感情が高ぶっていたと思う」/F1第12戦

 メルセデスのジョージ・ラッセルは、F1第12戦フランスGPでセルジオ・ペレス(レッドブル)とのバトルが熾烈を極めるなか、チーム代表のトト・ウォルフの声を無線で聞けたことに感謝していると述べている。

 レースの最後の10周で、ラッセルはペレスに狙いをつけたが、なかなか追い抜くことができなかった。ラッセルがミストラル・シケインでペレスのイン側を走行したせいで、ふたりは軽く接触し、ペレスはそのまままっすぐ進まざるを得なかった。ラッセルは、コーナーのスペースは自分のもので、ペレスはポジションを譲るべきだったと無線で主張した。しかしメルセデスはこれに同意せず、それはスチュワードも同様だった。スチュワードはこの動きを調査したが、結局何の措置も取ることはなかった。

2022年F1第12戦フランスGP決勝トップ10ドライバーコメント(2)

 2022年F1第12戦フランスGP決勝レースで優勝〜5位のドライバーが日曜日を振り返った。優勝〜5位のドライバーはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)、ジョージ・ラッセル(メルセデス)、セルジオ・ペレス(レッドブル)、カルロス・サインツ(フェラーリ)だ。