レッドブルF1代表、ポーパシング問題でライバルを批判「規則変更を狙ってドライバーに大騒ぎさせている」ラッセルは反論

 F1ドライバーたちの協会グランプリ・ドライバーズ・アソシエーション(GPDA)から、新世代F1マシンのデザインがもたらしたポーパシング現象(激しい縦揺れ)がドライバーの健康に及ぼす影響について調査するよう強い要請を受け、FIAはこれを解消、あるいは大幅に軽減するための解決策を見出そうとしていると明らかにした。しかし、ポーパシングの影響が比較的小さいレッドブルは、レギュレーション変更を行うなら不公平になるとして反発している。

F1ドライバーらがFIAにポーパシング問題への取り組みを要請「重大なインシデントが起きるのは時間の問題」とラッセル

 F1ドライバーたちは、新世代F1マシンに関連して、ポーパシング現象の身体へ及ぼす長期的影響について調査するよう、FIAに対して正式に要請を行った。

 新型のF1マシンはグラウンドエフェクトでダウンフォースを生みだすように設計されているが、後者を最大限活かすためには、マシンをできるかぎり地面に近づけなければならない。ところが、低いライドハイトと極端に硬いセットアップによって、ストレートを高速で走行する際、マシンのフロアと空力に由来する高頻度の上下動、つまり恒常的なポーパシングが発生するようになった。

2022年F1第8戦アゼルバイジャンGP決勝トップ10ドライバーコメント(2)

 2022年F1第8戦アゼルバイジャンGP決勝レースで優勝〜5位のドライバーが日曜日を振り返った。優勝〜5位のドライバーはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、セルジオ・ペレス(レッドブル)、ジョージ・ラッセル(メルセデス)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)、ピエール・ガスリー(アルファタウリ)だ。

ラッセル今季3度目の表彰台「速さはなかったが、信頼性の高さでチャンスをつかんだ」メルセデス/F1第8戦

 2022年F1アゼルバイジャンGP決勝で、メルセデスのジョージ・ラッセルは3位でフィニッシュし、シーズン3回目の表彰台を獲得した。スタートからグリッドと同じ5番手を走行、カルロス・サインツ(フェラーリ)のストップによるバーチャル・セーフティカーの際にポジションを失うことなくピットストップを済ませ、シャルル・ルクレール(フェラーリ)のリタイアで3番手に繰り上がり、その位置を守り切った。

■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム)
決勝=3位
5番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ハード

F1第8戦アゼルバイジャンGP予選トップ10ドライバーコメント(2)

 2022年F1第8戦アゼルバイジャンGPの予選が行われ、ポールポジション~5番手に入ったドライバーたちが土曜日を振り返った。ポールポジション~5番手に入ったドライバーはシャルル・ルクレール(フェラーリ)、セルジオ・ペレス(レッドブル)、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、カルロス・サインツ(フェラーリ)、ジョージ・ラッセル(メルセデス)だ。