スポーツ

伝統の自動車耐久レース、第90回ルマン24時間は12日、フランス西部ルマンのサルテ・サーキット（1周13・626キロ）でゴールを迎え、2台体制で臨んだトヨタは平川亮らの8号車が優勝し、5連覇を達成した。平川は最高峰クラスに初出場でルマン初制覇。 連覇を狙った小林可夢偉らの7号車が2位に入り、トヨタ……

第71回全日本大学野球選手権最終日は12日、神宮球場で決勝があり、亜大（東都）が上武大（関甲新）に7―1で勝ち、20年ぶり5回目の優勝を果たした。2013年大会決勝と同じ顔合わせで亜大が雪辱を果たした。上武大の9年ぶり2回目の優勝はならなかった。 亜大は三回に5安打を集めて4点を先取し、四回に2点……

1回目は助走がしっくりこないことが多いという男子走り幅跳びの橋岡は「無理やり自分で盛り上げてやってみよう」と、珍しくスタンドの観客に手拍子を求めた。結果はファウルだったものの緊張がほぐれ、伸びやかな助走に手応えを感じた。 迎えた2回目。「久しぶりに36（自己ベストの8メートル36）を跳ん……

陸上の世界選手権（7月・米オレゴン州）代表選考会を兼ねた日本選手権最終日は12日、大阪市のヤンマースタジアム長居で行われ、女子5000メートルは田中希実（豊田自動織機）が15分5秒61で2年ぶり2回目の優勝を果たし、2位の広中璃梨佳（日本郵政グループ）とともに代表に決まった。田中は1500メートル……

ラスト1周の鐘の音とともに、田中は猛然とスパートした。女子5000メートル決勝で並走していた広中を引き離し、瞬く間に差を広げた。約1時間前に800メートル決勝を走ったとは思えない盤石のレース運びだ。 「案外、余裕を持てた。800メートルは走っても走らなくても同じだった気がする」 直後の報道陣の……

阪神のガンケルが来日初完投。あと1人で完封という快投でチームを3連勝に導き、交流戦を最高の形で締めくくった。 九回2死走者なしから完封を逃しても、動揺した様子はない。1点を返されなおも二塁に走者を背負い、打席にはオリックスの5番・T―岡田。変化球を3球続け、最後の打球は自ら落ち着いて処理……

錦織圭（ロイター） 男子テニスの13日付世界ランキングが発表され、32歳の錦織圭（ユニクロ）が84位から104位に後退した。自己最高4位の錦織は1月には左股関節の手術を受けて戦列を離れており、トップ100圏外は101位だった2010年11月15日付以来。西岡良仁（ミキハウス）は102位で変わらず、日本勢がト……