早くもシーズン折り返しを迎えた2022年のERCヨーロッパ・ラリー選手権第4戦、ラリー・ポーランドが6月10~12日の週末に開催され、今季2勝を飾っている“苦労人”ニル・ソランス(ヒョンデi20 Nラリー2)が悲運のアクシデントで戦列を去り、その対抗馬としてラリーを戦った地元出身のミコ・マルチェク(シュコダ・ファビア・ラリー2エボ)がシリーズ初優勝を飾っている。
同国北部ミコワイキを中心としたグラベルステージが舞台となる1戦を前に、資金難で第2戦をスキップしていたソランスは、前戦での勝利を受け「サポートを見つけることができるかどうか。今後も努力を続けていく」との言葉を残していた。