ネルソン・ピケ、人種差別発言問題について謝罪する一方、強い反論も。F1はパドックへの出入り禁止を通達か

 3度のF1王者ネルソン・ピケは、ルイス・ハミルトンに関して人種差別的発言を行ったとしてモータースポーツ界から激しい非難を受けるなかで、声明を発表、謝罪と釈明を行った。しかしF1側はこれを受け入れず、ピケのパドックへの出入りを禁じる見通しだと報じられている。

 昨年11月に公開されたポルトガル語でのポッドキャストのなかで、2021年F1イギリスGPでのハミルトンとマックス・フェルスタッペン(レッドブル)の接触について語ったピケは、ふたりの事故についてハミルトンを非難、この際に複数回、ハミルトンを名前で呼ばずに差別的な意味を持つと思われる単語を使った。

3度の王者ネルソン・ピケがハミルトンに対し差別的発言。FIA、F1、メルセデスを筆頭にF1界が非難の声明を発表

 3度のF1チャンピオンであるネルソン・ピケが、ポッドキャストの中でルイス・ハミルトンを指して人種差別的な言葉を使ったことが明らかになり、F1、FIA、ハミルトンが所属するメルセデスがこれを非難する声明を発表した。ハミルトン自身も、この問題について発言、多数の人々が彼への支持を表明している。

 1981年、1983年、1987年のF1チャンピオンで現在69歳のピケは、昨年11月に公開されたポルトガル語でのポッドキャストのなかで、2021年F1イギリスGPでのハミルトンとマックス・フェルスタッペン(レッドブル)の接触について語った。ピケは事故についてハミルトンを非難、この際に何度かハミルトンを名前で呼ばずに差別的な単語を使った。