クラッシュしたペレスを咎めるレッドブルF1ボス「あそこでは仕掛けるなと言っておいたのに」

 レッドブルのモータースポーツコンサルタント、ヘルムート・マルコは、F1オーストリアGP決勝1周目にセルジオ・ペレスが試みたオーバーテイクを批判した。ペレスはターン4アウト側からジョージ・ラッセル(メルセデス)を抜こうとして接触、最終的にリタイアすることとなった。

 ラッセルは、この接触の責任があると判断されて、5秒のタイムペナルティを受けた。しかしラッセルはそのペナルティを消化した上で、最終的に4位でフィニッシュすることができた。一方のペレスは、5番グリッドからスタートしながら、接触によってグラベルに飛び出し、ピットストップを行って最後尾に後退。マシンにダメージがあり、最終的にはチームはペレスをリタイアさせることを決めた。