「5歳に戻ったよう」ベッテル、マンセルの“レッド5”でのデモランに興奮。カーボンニュートラル燃料の重要性もアピール

 アストンマーティンのセバスチャン・ベッテルは、F1イギリスGPの週末に、ナイジェル・マンセルが乗った1992年型ウイリアムズFW14Bでデモランを行った時のことを振り返り、「5歳に戻ったような気分だった」と話した。

 ベッテルは約2年前にボナムスのオークションで、マンセルがタイトルを獲得した1992年のウイリアムズを入手した。アクティブサスペンションを備えた有名な“レッド5”の落札額は270万ポンド(約4億40000万円)にも上ったといわれている。

多様性と包括性向上に積極的に取り組むベッテル、人権問題を抱える国々でのF1開催を望む

 アストンマーティンF1チームのセバスチャン・ベッテルは、LGBTQ(性的マイノリティ)の権利に関して意識が低い国々でF1がレースをすることで変化をもたらすことができるとして、そういった国を訪問することは正しいことであると考えている。ベッテルはまた、モータースポーツ界において多様性と包括性を向上させることにも、積極的に取り組みたいと語った。

 ルイス・ハミルトンと同様に、ベッテルは、人権問題や環境問題に強い関心を示し、それらの問題への取り組みにより一層力を注いでいくよう、F1に対して促している。