フェルスタッペン、スプリントで余裕の勝利「フェラーリ同士が戦っていたことでギャップを拡大できた」/F1第11戦

 2022年F1オーストリアGPの土曜スプリントで、レッドブルのマックス・フェルスタッペンはポールポジションから全ラップをリードして、トップでフィニッシュした。これによりフェルスタッペンは8ポイントを獲得した。

■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)
FP2 3番手(1分08秒778:ミディアムタイヤ/32周)
スプリント 1番手(1番グリッド/タイヤ:ミディアム)

【F1第11戦オーストリアGP予選】フェルスタッペン僅差の0.029秒差でポールポジション獲得 ルクレールが2位 メルセデス2台ともクラッシュ

レッドブルのホームサーキットでマックス フェルスタッペンがフェラーリの2台に肉薄されるも僅差で首位を獲得。一方、メルセデスのハミルトンとラッセルはバリアに激突! レッドブルのホームレース、シュピールベルグのレッドブルリン […]

F1第11戦オーストリアGP予選トップ10ドライバーコメント(2)

 2022年F1第11戦オーストリアGPの予選が行われ、ポールポジション~5番手に入ったドライバーたちが土曜日を振り返った。ポールポジション~5番手に入ったドライバーはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、シャルル・ルクレール(レッドブル)、カルロス・サインツ(フェラーリ)、ジョージ・ラッセル(メルセデス)、エステバン・オコン(アルピーヌ)だ。

レッドブル&HRC密着:空力性能とPUが大きく影響するオーストリアでフェラーリを上回る。ターボにアドバンテージ

 チームのホームレースであるにも関わらず、苦戦が予想されていたF1第11戦オーストリアGPでのレッドブル。しかし、初日のフリー走行1回目はマックス・フェルスタッペンが2番手のシャルル・ルクレール(フェラーリ)にコンマ2秒以上の差つけてトップに立つと、土曜日にスプリントが開催されるため、金曜日に行われた予選でもポールポジションを獲得した。

 なぜ、フェルスタッペンはオーストリアGPの初日にフェラーリ勢を上回ったのか。

フェルスタッペンが0.029秒差でポール獲得「セクター3で挽回できた。スプリントでも強さを発揮できるはず」/F1第11戦

 2022年F1オーストリアGPの金曜予選で、レッドブルのマックス・フェルスタッペンはポールポジションを獲得した。

 Q3は2回赤旗が出る展開に。1回目の赤旗直前に、フェルスタッペンは暫定トップに立っていた。予選再開直後に再び赤旗となり、残り2分半での最後のアタックで唯一、1分4秒台に入り、2番手シャルル・ルクレール(フェラーリ)と0.029秒差で首位を守った。フェルスタッペンは土曜のスプリントを先頭グリッドからスタートする予定。

シーズンの流れを決めるサマーブレイク前の4戦とメルセデスの復調/スペイン人ライターのF1コラム

 F1は7月31日の第13戦ハンガリーGP終了後に1カ月のサマーブレイクに突入する。タイトル争いの趨勢が決まるのはまだ時期尚早だがアレックス・ガルシアはある予感がするという……。ヒートアップする7月の4戦と今後のタイトル争いの状況について語った。

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 私がこの文章を書いている間にも、F1は1年で一番多忙な時期に備えている。夏期休暇前の5週間の間に、シルバーストン、レッドブルリンク、ポール・リカール、ハンガロリンクで4戦が開催されるのだ。私はいろいろな意味ですべてが7月に決まるという気がしている。結局のところ、選手権の20%は非常に短い期間に開催される。だからこそ質問したいことがある。マックス・フェルスタッペンはすでに大差をつけているので、今シーズンのタイトルを間違いなく獲得すると言い切るのは時期尚早だろうか?そう、早すぎるだろう。では、この話は終わり!来月またお会いしよう!待って、まだあなたはそこにいる?では、もう少し議論してもいいかもしれない……。

手負いのマシンで順位を守ったフェルスタッペン。シューマッハーとの接戦は「かなりいいバトルだった」/F1第10戦

 レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、F1第10戦イギリスGPで優勝を争うことはなかったものの、レース終盤で接戦となったミック・シューマッハー(ハース)とのポジション争いを楽しんだ。  フェルスタッペンのRB18は …

角田がガスリーに謝罪「接触は完全に僕のミス」フェルスタッペンは首位陥落の原因となったアルファタウリのパーツを披露

 アルファタウリの角田裕毅が、F1第10戦イギリスGPでチームメイトであるピエール・ガスリーと接触したことについて、ガスリーに対し謝罪を行った。角田は前を行くガスリーを抜こうとした際に接触が起き、2台はコースオフ、ポイン …

2022年F1第10戦イギリスGP決勝トップ10ドライバーコメント(1)

 2022年F1第10戦イギリスGPの決勝レースで6位~10位に入賞したドライバーたちが日曜日を振り返った。6位~10位のドライバーはランド・ノリス(マクラーレン)、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、ミック・シュ …

レッドブル&HRC密着:フェルスタッペン、トップ浮上直後にフロアを破損「パンクのような感じでオーバーステア気味だった」

「マシンのダメージを考えれば、決して悪くない結果。チェコ(セルジオ・ペレス)が表彰台に上ったし、チームにとってはいいポイントを獲得できたと思う」

 マックス・フェルスタッペン(レッドブル)にとって、今年のF1イギリスGPはリタイアに終わった昨年の雪辱を果たすいいチャンスだった。そして、それはスタート直後にポールポジションのカルロス・サインツ(フェラーリ)を抜いて成功したかに見えた。