ル・マンクラシックにマツダ787B、トムス85C登場。関谷正徳/中嶋一貴組はクラス優勝を達成

 7月1日から2日にかけてフランス、ル・マンのサルト・サーキットで、第10回『ル・マンクラシック』のグループCレースが行われ、関谷正徳と中嶋一貴が乗り込んだトヨタトムス85Cがクラス優勝を飾った。また、同イベントにはマツダ787Bも姿を現し、寺田陽次郎のドライブでデモンストレーションランを披露している。

 ル・マン24時間レースが行われるサルト・サーキットを舞台に開催されるル・マンクラシックは、かつてのル・マンを戦った往年のスポーツカーが2年に一度集まり、公道を一部封鎖したお馴染みのトラックでレースを実施するもの。

日本車初のル・マン優勝マシン『マツダ787B』がル・マンクラシックに登場。寺田陽次郎がデモランへ

 6月21日、マツダはフランス、ル・マンのサルト・サーキットで6月30日から7月3日にかけて開催されるル・マンクラシック2022において、『マツダ787B』によるデモンストレーション走行を実施すると発表した。

 1991年にル・マン24時間レースで日本車メーカーとして初めて総合優勝を果たしたマツダ。4ローターロータリーエンジンを搭載し“世界三大レース”のひとつを制した787Bは、同社の飽くなき挑戦の象徴だ。

中嶋一貴、関谷正徳とのコンビでル・マンクラシック参戦へ。父ゆかりのトムス85Cをドライブ

 6月17日、TOYOTA GAZOO Racingは3度のル・マン24時間レースウイナーであり現在はTOYOTA GAZOO Racingヨーロッパ(旧TMG)の副会長を務めている中嶋一貴氏が、7月2日に開催されるル・マンクラシックに出場すると発表した。

 ル・マンクラシックは、来年100周年を迎えるル・マン24時間レースを彩ってきた往年のスポーツカーが2年に一度集まり、本戦の舞台で同じフランス、ル・マンのサルト・サーキットで開催される人気イベント。60分間で戦われるこのレースには、ポルシェ962やジャガーXJR、プジョー905など耐久レースの歴史に名を残す名車たちの出場が予定されている。