WTRがMSRアキュラを退け3勝目。赤旗を挟んだグレン6時間の終盤スプリントを制す/IMSA第7戦

 6月25日、アメリカ・ニューヨーク州のワトキンス・グレン・インターナショナルでIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権第7戦『サーレン・ザ・グレン6時間』の決勝レースが行われ、ウェイン・テイラー・レーシングが運営するコニカミノルタ・アキュラARX-05の10号車アキュラ(フィリペ・アルバカーキ/リッキー・テイラー組)が優勝。今季3勝目をマークした。小林可夢偉も乗り込んだ48号車キャデラックDPi-V.R(アリー・キャデラック)は総合6位フィニッシュとなっている。

 DPiからGTDまで、全5クラス合計48台がグリッドに並んだ今季第7戦のザ・グレン。ミシュラン・エンデュランスカップ(IMEC)の一戦として、6時間で争われる決勝レースは、序盤の荒れた展開から終盤に出された赤旗による長い中断を挟み、最後は約20分間のスプリントレースを経ての決着となった。

モントーヤの息子セバスチャン、ザ・グレン参戦へ。17歳の新星がドラゴンスピードに再加入/IMSA

 セバスチャン・モントーヤは、6月23~26日にアメリカ・ニューヨーク州のワトキンス・グレン・インターナショナルで開催される『サーレン・ザ・グレン6時間』で、ヘンリク・ヘドマンと父ファン・パブロ・モントーヤのコンビに加わり、IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権LMP2クラスを戦うドラゴンスピードUSAのラインアップに復帰することになった。

 17歳のモントーヤは今年3月、IMSA第2戦セブリング12時間でシリーズとLMP2カテゴリーデビューを果たした。このときドラゴンスピードは彼を復帰させる予定はなかったが、IMSAシリーズ内の耐久カップである“ミシュラン・エンデュランスカップ(IMEC)”第3戦に出場するため、“もうひとりのモントーヤ”をふたたび追加起用することを決めた。