「ひいじいちゃんは米軍兵だった」 25歳記者がたどったルーツ 太平洋戦争に翻弄された家族の歴史 ハワ… (熊本日日新聞)

日本の親族に送られてきた若い頃の曽祖父・岡本肇の写真 「太平洋戦争中、ひいじいちゃんは米軍にいて祖国の日本と戦ったらしい」-。幼い頃に祖母から聞いた話を、うっすらと覚えていた。高校生の頃、記者と同じ「オカモト」を名乗る米国人夫婦がうちを訪ねてきたことがあったが、当時は実家との関係……

科学の不思議、体感 宮古・児童向けサマースクール (岩手日報)

宮古市教委は9日、同市小山田の市教育研究所で宮古・ニュートン・サマースクールを開いた。夏休み中の小学生約70人が実験や工作を通じて科学に興味を深めた。 岩手大教育学部理科教育学研究室の久坂哲也准教授(42)が講師を務め、学生2人と共に液体窒素を使った実験ショーを披露。氷点下196度の液体に……

記者コラム「清流」 医師が見た人間の弱さ (静岡新聞)

「自然界の威力に比べれば人間はちっぽけです」。計27人が死亡した昨年7月の熱海土石流で、警察協力医として死体検案に尽力した外科医の谷口恒義さん(88)の言葉だ。激しく損傷した遺体は土石流のすさまじさを物語っていたという。 谷口さんが医師人生で扱った検視は1700体余。自殺や事故死など多岐に……

記者コラム「清流」 市花「ハマユウ」を知って (静岡新聞)

沼津市本の千本浜公園で市花「ハマユウ」の植栽を取材した。この時、市花を初めて知った。何度も取材に行っていた現場だけに、足元にこのような気づきがあるとは思わなかった。 暖地の海岸に自生するヒガンバナ科の多年草で、夏に香りのある白い花を咲かせる。15年ほどで約1メートルの長さに成長する。……

記者コラム「清流」 消えた全国の舞台 (静岡新聞)

夏になると、スポーツの全国大会に出場する子どもたちの激励会や市長表敬訪問が増える。悔いを残さず、最高の思い出にしてほしいと願いながら取材している。 磐田市の激励会で、城山中の生徒4人が挑むはずだった今夏の全国大会の競泳女子メドレーリレーが中止になったと知った。3月の地震で宮城県の会……

【茶況】(8月10日)茶どころの魅力発信 牧之原図書交流館で展示 (静岡新聞)

牧之原市の図書交流館「いこっと」は18日まで、県内有数の茶どころとして知られる市の魅力を発信する特別展示コーナーを館内に設けている。 特別展示コーナーをPRする図書交流館「いこっと」の職員=牧之原市の同館 利用者が増える夏休みの時期に合わせ、お茶や郷土の歴史に関心を持ってもらおうと企画……

社説(8月11日)内閣改造・党人事 結束し難局突破なるか (静岡新聞)

参院選を経て第2次岸田改造内閣が発足した。当初は9月前半とみられていたが、岸田文雄首相は秋に見込む臨時国会に向けて態勢を早く整えるべきだと判断した。自民党の役員人事も行った。 参院選での自民大勝を受けて衆参両院で安定した政権基盤を確立し、大型国政選挙がない「黄金の3年間」を見据えた陣……

新型コロナ 鹿児島県、幼保・学校・事業所でも濃厚接触者特定取りやめ 各施設管理者や事業者が判断 (南日本新聞)

電子顕微鏡で見た新型コロナウイルスの写真(アメリカ国立アレルギー感染症研究所提供)拡大 鹿児島県は10日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、保育所、幼稚園、学校、事業所などで感染者が確認された場合、今後は濃厚接触者の特定、行動制限の要請をしないと発表した。保健所の負担を軽減し、重……

静岡人インタビュー「この人」 一般社団法人「ボウサイ・エデュラボ」の代表理事に就任する 上田啓瑚… (静岡新聞)

防災教育や災害ボランティアに積極的に取り組み、大学在学中は防災サークル「静岡大学学生防災ネットワーク」を仲間と創設。県内の高校生などを対象にした地域防災の担い手「防災ユースアンバサダー」プログラムにも力を入れる。現在は慶応大の大学院に通い、県内や首都圏で地域防災や学校防災の研究を……

大自在(8月11日)山の日 (静岡新聞)

静岡市と焼津市境にある満観峰(470メートル)から東側を見れば、静岡市街地の向こうに富士山を望むことができる。西側に目を向ければ志太平野を一望できる。週末になると大勢の登山客でにぎわう人気のスポットだ。 登山ルートは複数あるが、焼津市側の「花沢の里」から上がる人が多いようだ。また、満……