「スピンは初歩的なミス」「インラップは全開」「大きなフラットスポットが」【SF Mix Voices 第6戦決勝】

 全日本スーパーフォーミュラ選手権は7月17日、静岡県の富士スピードウェイで第6戦の決勝が行われた。波乱続きのレース展開のなか、中盤に大逆転を果たした笹原右京(TEAM MUGEN)が、待望の初優勝を遂げた。

 全ドライバーが一堂に会して行われる取材セッション“ミックスゾーン”から、アクシデントに満ちた決勝を戦い終えたドライバーたちの声をお届けする。

■宮田莉朋(Kuo VANTELIN TEAM TOM’S) 決勝4位

「最悪でしたね」優勝を逃した坪井翔は悔しいレースも、表彰台と決勝ペースに収穫/第6戦富士決勝

 7月17日、静岡県の富士スピードウェイで開催された全日本スーパーフォーミュラ選手権第6戦富士。予選2番手から序盤3番手、野尻智紀(TEAM MUGEN)がピットに入ってからは2番手を走っていた坪井翔(P.MU/CERUMO・INGING)は、ピットインした直後に、それまで先頭を走っていた関口雄飛(carenex TEAM IMPUL)がストップしたことから、ピットアウト後トップに立ったかと思われたが、セーフティカーに追いつくまでの間にピットインしていた笹原右京(TEAM MUGEN)に先行され、勝利を逃すことになってしまった。

サッシャ・フェネストラズは検査のため病院へ向かうも異常なし。山本尚貴が語るアクシデントの状況とは?/第6戦決勝

 7月17日に富士スピードウェイで行われた全日本スーパーフォーミュラ選手権第6戦決勝。スタート直後からさまざまな波乱があったが、なかでも3周目の2コーナーでサッシャ・フェネストラズ(KONDO RACING)と山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING)が接触、コントロールを失ったフェネストラズがアウト側のタイヤバリアにクラッシュを喫した一件は、見る者に大きなインパクトを残した。

タイヤ脱落で優勝逃した関口雄飛「『大丈夫だろう、何かの勘違いだ』と言い聞かせてた」/第6戦富士決勝

 接触やトラブル、それによって導入されたセーフティカー(SC)が勝負のカギを握るなど、荒れた展開となった全日本スーパーフォーミュラ選手権第6戦富士。前日、雨がらみの予選で久々のポールポジションを奪い、決勝でもトップで周回を重ねた関口雄飛(carenex TEAM IMPUL)も、ピットアウト直後に左リヤタイヤの脱落という思わぬトラブルに見舞われ、リタイアを喫することとなった。

悲願の初優勝を手にした笹原右京。結果を求めるプレッシャーは「正直重かった」【SF第6戦富士決勝トップ3会見】

 7月17日に富士スピードウェイで開催された2022年全日本スーパーフォーミュラ選手権第6戦。決勝後の会見で優勝を飾った笹原右京(TEAM MUGEN)、2位の坪井翔(P.MU/CERUMO・INGING)、3位の野尻智紀(TEAM MUGEN)、そしてTEAM MUGENの田中洋克監督がレースを振り返った。

笹原右京が大逆転。2度のSC導入の荒れた展開を制し悲願のSF初優勝飾る【第6戦富士決勝レポート】

 7月17日、2022年の全日本スーパーフォーミュラ選手権第6戦の決勝レースが富士スピードウェイで行われ、13番グリッドからスタートした笹原右京(TEAM MUGEN)がセーフティカー(SC)導入のタイミングを味方につけて大逆転でスーパーフォーミュラ初優勝を飾った。

 2位には坪井翔(P.MU/CERUMO・INGING)が、3位には野尻智紀(TEAM MUGEN)が入り、2台そろって表彰台を獲得したTEAM MUGENはチームランキングでcarenex TEAM IMPULを逆転しトップに浮上した。

【順位結果】2022スーパーフォーミュラ第6戦富士 決勝レース

 全日本スーパーフォーミュラ選手権第6戦の決勝レースが、7月17日に富士スピードウェイで行われ、笹原右京(TEAM MUGEN)が初優勝を飾った。2位に坪井翔(P.MU/CERUMO・INGING)が、3位に野尻智紀(TEAM MUGEN)が続いた。

【タイム結果】ドライアップする路面で小林可夢偉が最速タイム/スーパーフォーミュラ第6戦富士 日曜フリー走行

 7月17日、決勝日を迎えた2022年全日本スーパーフォーミュラ選手権第6戦富士は、午前9時から30分間の日曜フリー走行が行われた。セミウエットからドライへと路面コンディションが変化し、各車が続々とタイムを上げる展開のなか、小林可夢偉(KCMG)がトップタイムをマークしている。

「直線で勝手に跳ねて怖かった」「真逆のキャラに」「予兆なく、突然止まった」【SF Mix Voices 第6戦予選】

 全日本スーパーフォーミュラ選手権は7月16日、静岡県の富士スピードウェイで第6戦の予選が行われた。雨に見舞われて30分の計時予選へとフォーマットが変更、さらに赤旗が3回導入される波乱の展開となるなか、雨量の少ないセッション序盤でいかにタイムをマークするかが、上位進出のカギとなった。

 予選後、全ドライバーが参加して行われる取材セッション“ミックスゾーン”から、雨の予選に挑んだドライバーたちの声をお届けする。

■小林可夢偉(KCMG) 予選ノータイム(赤旗原因車両)

雨量が多いなかひとりタイムを上げた阪口晴南。4番手も「タイミングが合わせられず残念」【SF第6戦富士予選】

 7月16日、静岡県の富士スピードウェイで行われた全日本スーパーフォーミュラ選手権第6戦の公式予選。この日はフリー走行から雨模様となり、公式予選でも時折危険になるほどの雨が舞うコンディションとなったが、一度目の赤旗中断後、やや雨量が強くなってきたなかでひとりタイムを上げていたのが、阪口晴南(P.MU/CERUMO・INGING)だった。8周目に1分37秒278にタイムを上げ、予選4番手に食い込んだ。