核実験で艦艇の在庫一斉処分? ビキニ環礁の実験はなぜ行われたか 日本艦も“的”に

戦艦「長門」と軽巡洋艦「酒匂」。どちらも太平洋戦争を生き抜くも、ビキニ環礁で行われた第2次大戦後初の核実験「クロスロード作戦」で沈みました。この実験はアメリカ海軍が戦後も一定の影響力を確保するために仕掛けた壮大なテストでした。

著名な戦い全参加 重巡洋艦「妙高」竣工-1929.7.31 大戦生き延びるも最後は異国で処分

旧日本海軍の重巡洋艦「妙高」が1929年の今日、竣工しました。軍縮条約の制限ギリギリで建造を試みますが、連装主砲5基、魚雷発射管4基搭載などでふたを開ければ1万トン超え。就役後は数々の激戦に参加しています。

戦闘艦になった“民間商船”どう使われた?「報国丸型」の知られざる活躍 武装は軽巡並み

優秀な船が戦争で重用されるのは古今東西の常のようです。なかでも大々的に世界各国で行われたのが、第2次世界大戦でのこと。戦闘艦艇に勝るとも劣らない活躍をした優秀商船の知られざる“戦い”とは。

兵装てんこ盛り… 重巡洋艦「摩耶」竣工-1932.6.30 後に主砲撤去し“防空”巡洋艦へ

旧日本海軍の重巡洋艦「摩耶」が1932年の今日、竣工しました。太平洋戦争の初戦は、南方と北方の両方で作戦を支援し善戦。中盤、空襲で大破すると、以降は対航空機を意識し、主砲を撤去してまで高角砲や対空機銃を増強しました。

艦橋は城郭のよう 日本最後の“重”巡洋艦「高雄型」は世界最強の条約型巡洋艦か?

1932年に就役した高雄型は、日本最後の重巡洋艦です。本型の後に造られたのは全て軽巡洋艦でした。ただ、旧日本海軍は本型を極めて重視していたようで、節々にその運用思想を感じ取れます。どのような巡洋艦だったのか見てみます。