立憲岡田元外相 世界日報が取材 (毎日新聞)
立憲民主党の岡田克也元外相は10日、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と関係が深いとされる世界日報のインタビュー取材を3回受けていたと発表した。当時、世界日報と旧統一教会の関係は知らなかったといい「私の政策を広く知ってもらう良い機会だと判断して応じた。関係をよく調べるべきだったと反……
改造内閣発足 党内融和、守りの態勢 再入閣5人、刷新感なし (毎日新聞)
岸田文雄首相(自民党総裁)は10日、閣僚19人中14人を入れ替える大幅な内閣改造に踏み切った。併せて行った党役員人事でも中枢5ポストのうち3人が派閥トップを務める重厚な布陣を敷いた。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と閣僚らの「関係」が次々に明らかになるなど政権の求心力が低下する中、党内……
岸田首相会見 要旨 (毎日新聞)
<冒頭発言> 参院選で国民からいただいた内閣への信任を一刻も早く形にし、期待に応える。有事の内閣を速やかに整えていくため、内閣改造を断行した。内閣改造では、骨格を維持しながら有事に対応する「政策断行内閣」として、山積する課題に対し、経験と実力を兼ね備えた閣僚を起用することとした。 ……
第2次岸田改造内閣の横顔 (毎日新聞)
(敬称略) ◆総務 寺田稔(てらだ・みのる)(64) 「非核」掲げる被爆2世 自民党宏池会(岸田派)創設者の故池田勇人元首相を義理の祖父に持つ被爆2世だ。「核なき世界」を理想に掲げる岸田政権で、核軍縮・不拡散問題担当の首相補佐官に就任。開催中の核拡散防止条約(NPT)再検討会議に向け、水面……
内閣改造とは 政権浮揚・求心力強化狙う (日本経済新聞)
▼内閣改造 首相が任期の途中で閣僚の全員または一部を入れ替えること。憲法68条が定める首相の閣僚任免権に基づく。首相が持つ権力の源泉の一つとされ政権浮揚や求心力の強化などを狙って踏み切ることが多い。衆院解散・総選挙や内閣総辞職を受け、国会が首相指名し新たな内閣をつくる場合は「組閣」……
党執行部発言 要旨 (毎日新聞)
▽茂木敏充幹事長(留任) 沖縄県知事選や衆院小選挙区定数「10増10減」に向けた公選法改正案といった課題に対し、新体制で難局を突破し、政策断行を進め、政権を支えたい。 候補者調整はなかなか難しい。森山裕選対委員長を中心に党としてまとまったものをつくりたい。旧統一教会について、党所属全国……
内閣改造 岸田流、継続性を重視 (毎日新聞)
第2次岸田改造内閣が発足し、記者会見する岸田文雄首相=首相官邸で10日、竹内幹撮影 ◆防衛力強化 「数値ありき」けん制 岸田文雄首相は内閣改造で、直面する重要課題については再登板・留任の閣僚を充てるなどして、政権を挙げて取り組む姿勢を見せている。 最も重視する課題の一つが、中国の軍拡を……
第2次岸田改造内閣 自民党執行部の横顔 (毎日新聞)
(敬称略) ◆副総裁 麻生太郎(あそう・たろう)(81) 岸田政権の屋台骨 岸田政権の屋台骨を担う。会長を務める麻生派は、岸田文雄首相が率いる派閥「宏池会」を源流とする。浅からぬ縁から、首相に政局の節目でアドバイスを送ってきた。 高祖父は元勲・大久保利通、祖父は吉田茂元首相。故安倍晋三……
改造内閣「典型的な派閥人事」 御厨貴・東大名誉教授 (日本経済新聞)
今回の内閣改造・党役員人事は派閥を意識した典型的なものだ。大きな派閥も小さな派閥も全て入った。岸田文雄首相が丁寧に考えたのだろう。まさに挙党体制だ。最大派閥の安倍派からは4人をうまく分けて入れた。安倍晋三元首相のイデオロギーを継承する高市早苗氏も経済安保相に充てた。安倍派からすれ……