『ソー:ラブ&サンダー』評価のポイントはとっ散らかっている感? 喜劇と悲劇の同時上映

メチャクチャに強い雷神のソー(クリス・ヘムズワース)は、元カノで地球人のジェーン(ナタリー・ポートマン)と再会を果たす。しかも何とビックリ、ジェーンは色々あってソーと同じ雷神のパワーを得ていた。そんな2人の前に神様を殺して回る謎の男ゴア(クリスチャン・ベール)が現れる。 タイカ・ワイティティ監督が…

『ソー:ラブ&サンダー』北米No.1発進 マーベルは“フェーズ4”への批判を払拭できるか

やはりマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)強し。7月8日~10日の北米週末興行ランキングは、『マイティ・ソー』シリーズの第4作『ソー:ラブ&サンダー』がNo.1を獲得した。北米では3日間で1億4300万ドルを稼ぎ出し、シリーズの最高記録を更新。海外興収は1億5900万ドルで、すでに全世界興行収入は3億ドルを超…

『PLAN 75』の早川千絵監督「日本がとても不寛容な社会になりつつあると感じて、すごく不安だった」 | 「後期高齢者が排除される世界」は決して非現実的なものではない

5月に授賞式がおこなわれた第75回カンヌ国際映画祭で、新人監督賞にあたるカメラドールの特別表彰を受けた早川千絵。現在公開中の『PLAN 75』で発揮された独自の切り口と、これまで歩んできたキャリアについて、米紙「ニューヨーク・タイムズ」が監督本人にインタビューした。 日本人特有の思考回路 映画監督の早川千絵…

『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』が描いていた“アメリカのもうひとつのリアル”

1985年に公開され世界的大ヒットを記録した『バック・トゥ・ザ・フューチャー』。すぐさま続編企画が立ち上がり、監督のロバート・ゼメキスと相棒の脚本家ボブ・ゲイル(2人揃って“ボブ&ボブ”)は、1作目に冗談半分で付け加えた「今度は未来へタイムスリップ!」というオチから直結する壮大なストーリーをひねり出すこ…