近年、世界の海沿いの都市が次々と水害に襲われ、水没する事態が相次いでいます。共通するのが「海抜ゼロメートル地帯」の存在です。東京・大阪・名古屋の三大都市圏を中心に、広大なゼロメートル地帯を抱える日本も他人事ではありません。ひとたび水が流れ込めば、交通網やライフラインが寸断し、多くの人々が水の中に…
環境運動から共産主義に”転向”して、COPから追放されたグレタ・トゥンベリ
メディアのアイドルである環境運動家のグレタ・トゥンベリ。今年ももてはやされたが、なぜかCOP26の国際会議場には呼ばれなかった(開催地:グラスゴーでのデモに参加)。一体なぜだろうか?彼女のスピーチをよく聞くと、その理由が分かってくる。 目次 メディアの寵児だったが 環境問題と共産主義の親和性 メディアの寵…
生産性を極めたオランダ農業がお荷物となる日々
「No farmer, no food」(農家無くして食料なし) オランダの畜産業従事者が、ここ数年の抗議活動で掲げているスローガンの一つだ。 確かに農家は野菜・穀物や家畜などを育て、命に必要不可欠な「食」という面で人々の暮らしを支えている。ではオランダの場合には一体、誰の食料がなくなるのだろうか。 2019年5月、オラ…