DOWAが純利益を上方修正、円安が寄与 23年3月期 (日本経済新聞)

DOWAホールディングス(HD)は10日、2023年3月期の連結純利益が前期比16%減の430億円になる見通しだと発表した。従来予想を70億円上回る。売上高は想定割れとなるが、円安で主力の製錬事業の採算が改善する。廃電子基板などから取り出す金や銀など採算性の高い貴金属が伸びることも寄与する。売上高は2……

ビール大手、全4社が増収 飲食店回復と海外事業成長 (共同通信)

ビール大手4社の2022年6月中間連結決算が10日、出そろった。コロナ禍で低迷していた飲食店向け需要が回復しつつあることや海外事業の成長が追い風となり、4社とも増収だった。 サントリーホールディングスは海外事業がけん引し、売上高に当たる売上収益が前年同期比15.2%増の1兆3730億円、純利益が40…….

近鉄GHD、22年3月期純利益上方修正 8割増の760億円 (日本経済新聞)

近鉄グループホールディングス(GHD)は10日、2023年3月期の連結純利益が前期比8割増の760億円になる見通しだと発表した。従来予想を490億円上方修正した。持ち分法適用会社だった近鉄エクスプレスを7月に連結子会社にしたことで、業績が押し上げられる。以前から保有していたエクスプレス株を簿価から……

G7外相、ロシアに原発管理権のウクライナへの返還要求 (ロイター)

[ベルリン 10日 ロイター] – 主要7カ国(G7)の外相は10日、ロシアに対し、ザポリジエ原子力発電所の運営を全面的にウクライナに戻すよう求めた。議長国ドイツが発表した声明でG7外相は「ロシアは、国際的に認められた国境で隔てたウクライナ領内から直ちに軍を撤収し、ウクライナの領土と主権を尊重……

大阪メトロ運賃10円値上げ 来年4月1日から (産経新聞)

大阪メトロは10日、来年4月1日から全路線で鉄道運賃を10円値上げすると発表した。バリアフリー化に使い道を絞って運賃に上乗せできる国の新制度を活用する。令和7年度末までに全駅でホームドアを設置するほか、ホームの段差や隙間の解消、エレベーターなどの整備も進める。通勤定期も値上げするが、通……

日揮HD純利益上振れ、配当も5円引き上げ 23年3月期 (日本経済新聞)

日揮ホールディングスは10日、2023年3月期の連結最終損益が240億円の黒字(前期は355億円の赤字)になる見通しだと発表した。従来予想を40億円上回る。円安に伴う本業の採算改善や為替差益の計上が寄与する。カナダなど海外プロジェクトも好調に推移する。今期配当は29円(前期は15円)と従来計画より5円……

ミズノ、一時10%高 スポーツ用品堅調を好感 (日本経済新聞)

10日の東京株式市場でミズノ株が続伸し、一時前日比238円(10%)高の2733円を付けた。2021年11月以来9カ月ぶりの高値となった。9日の取引終了後に発表した22年4?6月期の連結決算でスポーツ用品がけん引し増収増益となったことが好感された。終値は127円(5%)高の2622円だった。4?6月期の連結営業利益……

大阪メトロ、23年春に運賃10円上げ バリアフリー投資 (日本経済新聞)

大阪市高速電気軌道(大阪メトロ)は10日、2023年4月に全路線で鉄道運賃を一律10円引き上げると発表した。国土交通省がホーム柵設置などバリアフリー化を促すために設置した料金制度を活用。運賃の引き上げによる年間57億円程度の増収分を使って駅のバリアフリー化を進める。通学定期を除く定期券の料……

富士フイルムの4~6月純利益28%減、原材料高など響く (日本経済新聞)

富士フイルムホールディングスが10日発表した2022年4?6月期の連結決算(米国会計基準)は、純利益が前年同期比28%減の413億円だった。半導体材料の好調などで売上高は6258億円と7%増えたが、原材料高や中国のロックダウン(都市封鎖)などの影響を吸収できなかった。成長分野と位置づけるヘルスケア事……