JR東 電車発着音など、文字・手話で表示 聴覚障害者向け実証実験 (毎日新聞)

富士通やJR東日本などは15日、駅ホームのディスプレーを使って耳が不自由な人に電車の発着音などの情報を文字や手話で伝える本格的な実証実験をJR上野駅(東京都台東区)で始めた。災害や突発事故による運休や遅延などのアナウンスを視覚化することで、情報伝達の漏れを防ぐことが期待される。 新サー……

ヘッドハンターの流儀 泥臭く企業と人つなぐ (日本経済新聞)

経営人材と企業をつなぐ「ヘッドハンター」への注目が高まっている。三菱ケミカルホールディングス(HD)のジョンマーク・ギルソン社長、日本電産の関潤社長――。話題を呼んだ大型人事も裏で支えたのはヘッドハンターだ。終身雇用が根強い日本は経営人材の流動性の低さが課題とされる。環境やガバナン……

首相、食品・燃料高対策に重点 経済成長の具体策見えず (日本経済新聞)

岸田文雄首相は15日の記者会見で、食料品やエネルギーの価格高騰対策に重点を置いた。物価に関する対策本部の設置も打ち出した。構想先行で中長期的な対応の道筋は見えにくく、成長力の底上げにつなげる経済対策は参院選後になる。首相は9月まで据え置く方針の輸入小麦の売り渡し価格について、10月以……

公開できない特許「不安大きい」 企業惑わす政策大転換 (日本経済新聞)

「どういう技術が特許の非公開の対象になるのか」「『機微技術』を扱っていなくても対象になる可能性があるのか」経済安全保障推進法の内容が明らかになった2月以降、アンダーソン・毛利・友常法律事務所にはメーカーなどの企業の担当者からの相談が相次ぐ。企業経営の機微に触れる問題のため、個別に……

埼玉・入間舞台の映画で地域振興、聖地巡礼に期待 (日本経済新聞)

埼玉県入間市を舞台にした映画「ラストサマーウォーズ」が24日から同市で先行公開されることを受け、同市が映画を活用した地域振興に力を入れている。映画は入間市内を中心にロケ撮影された青春群像劇。同市はファンが映画やアニメの舞台となった土地を訪れる「聖地巡礼」による経済効果を期待するが、……

資産膨張40年で5倍 前例なき利上げの難路 (日本経済新聞)

「これだけ価格が上がっているのに」。ある自動車メーカー幹部は米消費者の購買意欲の強さに驚く。米国の中古車価格の指標「マンハイム指数」は2022年5月に前年比で1割、2年前比で6割も上がった。リベンジ需要も強い。旅行先として人気のフロリダ州マイアミでは5月の平均客室価格が新型コロナウイルス……

4月の機械受注 2カ月連続増加 前月比10.8% (毎日新聞)

内閣府が15日発表した4月の機械受注統計(季節調整値)は、民間設備投資の先行指標となる「船舶・電力を除く民需」の受注額が前月比10・8%増の9630億円となり2カ月連続のプラスだった。基調判断は前月の「持ち直しの動きに足踏みがみられる」から「持ち直しの動きがみられる」に上方修正した。引き上……

なりすましメール、自社ロゴ表示で駆逐 仕様標準化へ (日本経済新聞)

企業が送信する電子メールに自社のロゴマークを表示し、詐欺やウイルス感染を狙うなりすましメールではないと受信者が確認できる技術の利用が広がっている。「BIMI(ビミ)」と呼ばれ、標準化団体による技術仕様の草案段階だが導入企業が増えている。普及すれば企業はマーケティングなどにメールをより……

コインランドリーの洗浄水、ろ過し再利用 wash-plus (日本経済新聞)

コインランドリーを全国展開するwash-plus(ウォッシュプラス、千葉県浦安市)は洗濯後の排水を店舗から出さず、ろ過して再利用する店舗の開発に乗り出した。同社は洗剤を使わず、アルカリイオン水で洗う独自技術を強みに店舗網を広げつつある。環境負荷をさらに低減する新型店として展開を目指す。浦……

大阪取引所が一時売買停止 国債先物急落 (毎日新聞)

15日の大阪取引所で10年国債先物の中心限月である9月きりが急落、終値が前日比2円01銭低い145円58銭だった。大阪取引所は相場急落を受け一時売買を停止する措置を発動した。 日銀は長期金利を0・25%程度に抑えるため、国債を無制限に買い入れる方針を示している。しかし市場では、日銀が円安是正のた……