水素エンジンGRカローラ、石浦宏明と開発エンジニアが語る2年目の進化。液体水素導入と市販化へのブレイクスルー

 MORIZO(モリゾー)こと豊田章男社長、そして元WRCドライバーでもあるヤリ-マティ・ラトバラ(現WRT代表)の参戦が話題になった、今年のトヨタのS耐富士24時間(ENEOS スーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook第2戦『NAPAC 富士 SUPER TEC 24時間レース』)参戦。32号車ORC ROOKIE GR Corolla H2 concept(佐々木雅弘/MORIZO/石浦宏明/小倉康宏/ヤリ-マティ・ラトバラ/勝田範彦)は、クラス6位、総合52位でフィニッシュすることになったが、その順位以上に今回注目されたのが、2年目の水素エンジンの進化と今後の開発に関するトヨタの発表内容だった。