2007年にマクラーレンから22歳でF1にデビューしたルイス・ハミルトン(メルセデス)が、今回の第12戦フランスGPで参戦300戦目を迎えた。ドライバー会見パート2に出席したハミルトンには、当然それに関する質問が集中した。ところが本人は、その事実を「知らなかった」という。
Q:数字という点で、大きな週末ですね。300戦目のグランプリに、心からおめでとうございます。
ハミルトン:いやあ、知らなかったんだよね。
2007年にマクラーレンから22歳でF1にデビューしたルイス・ハミルトン(メルセデス)が、今回の第12戦フランスGPで参戦300戦目を迎えた。ドライバー会見パート2に出席したハミルトンには、当然それに関する質問が集中した。ところが本人は、その事実を「知らなかった」という。
Q:数字という点で、大きな週末ですね。300戦目のグランプリに、心からおめでとうございます。
ハミルトン:いやあ、知らなかったんだよね。
2022年F1フランスGPの金曜、メルセデスのルイス・ハミルトンのマシンでFP1に出場したリザーブドライバーのニック・デ・フリースは、9番手タイムを記録した。F1は今年、F1昇格を目指す若手ドライバーにF1マシンで走行するチャンスを与えるため、各マシンがシーズン中に最低1回、金曜プラクティスで若手を乗せなければならないという規則を導入。この規則に基づき、デ・フリースは今回、ハミルトンに代わってFP1に参加した。
初日の路面温度は最高で56度。今年のF1第12戦フランスGPは昨年より約1カ月遅れということに加え、今年ヨーロッパを襲っている熱波の影響も手伝って、例年よりも暑いコンディションとなっている。
そのフランスGP初日、レッドブルは興味深いタイヤの使い方を行った。フリー走行1回目にソフトタイヤを2セット投入した。
2022年F1フランスGPの金曜、レッドブルのセルジオ・ペレスはフリー走行1=6番手/2=10番手だった。チームメイトのマックス・フェルスタッペンとのFP2でのタイム差は0.983秒だった。
■セルジオ・ペレス(オラクル・レッドブル・レーシング)
フリー走行1=6番手(1分35秒174:ソフトタイヤ/21周)/2=10番手(1分34秒060:ソフトタイヤ/16周)
2022年F1フランスGPの金曜、フェラーリのシャルル・ルクレールはフリー走行1=1番手/2=2番手だった。FP2で最速のチームメイト、カルロス・サインツとのタイム差は0.101秒だった。
■シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)
フリー走行1=1番手(1分33秒930:ソフトタイヤ/23周)/2=2番手(1分32秒628:ソフトタイヤ/22周)
アルファタウリがこのF1第12戦フランスGPにアップデートしたマシンを投入してきた。アルファタウリのアップデートは、第4戦エミリア・ロマーニャGPに新しいフロアを投入して以来、8戦ぶり。角田裕毅にどれくらい期待を抱いているかを木曜日の囲み会見時に尋ねると、「トップ3」と言った後、笑って「これは冗談ですが、トップ6とかトップ7は狙えると信じています」と語った。
じつは同じ質問は同じ日のFIA会見でチームメイトのピエール・ガスリーにも行われており、ガスリーはなんと「ポールポジション」と言って会場を笑わせていた。
2022年F1フランスGPの金曜、フェラーリのカルロス・サインツはフリー走行1=3番手/2=1番手だった。フェラーリは今回、フロア周りにアップデートを入れている。
フェラーリは、サインツのパワーユニット(PU)のエナジーストア2基目とコントロールエレクトロニクス3基目を投入、後者についてはシーズン中に使用が許される基数を超えたため、サインツは10グリッド降格ペナルティを受けることが決定した。
2022年F1フランスGPの金曜、レッドブルのマックス・フェルスタッペンはフリー走行1=2番手/2=3番手だった。今回レッドブルは、フロアフェンスとリヤコーナーのアップデートを導入している。
FP1でフェルスタッペンのマシンのフロアがダメージを受け、修理をする必要があったとチームは述べている。FP2でのフェルスタッペンのタイムと、カルロス・サインツ(フェラーリ)によるセッション最速タイムの差は、0.550秒だった。
2022年F1フランスGPの金曜、スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅はフリー走行1=18番手/2=14番手だった。
アルファタウリは今回大規模なマシンアップデートを持ち込み、フロア周りとエンジンカバーに変更を加えた。チーフレースエンジニアのジョナサン・エドルズは、今回のアップデートは期待どおり機能していると、ポジティブな感想を述べている。
2022年F1第12戦フランスGPのフリー走行1回目が行われ、シャルル・ルクレール(フェラーリ)がトップタイムをマークした。2番手はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、3番手はカルロス・サインツ(フェラーリ)となっている。アルファタウリの角田裕毅は18番手だった。