7月20日、レッドブル・ジャパンは10月7~9日に鈴鹿サーキットで開催されるF1日本GP『Honda 日本グランプリレース』に先立ち、アクセル全開連続サプライズ企画『#待ってたぞ鈴鹿』第1弾を発表。母国GPとなる角田裕毅(アルファタウリ)のヘルメットデザインコンテストを実施すると発表した。
F1のトラックリミット違反抑止策としてグラベルトラップを提案するラッセル。一貫性のないペナルティの出し方にも言及
メルセデスのジョージ・ラッセルは、F1で頻繁に起こるトラックリミット違反の問題には、シンプルで有効な解決策があると考えている。
レースウイークがひとつ終わるたびに、トラックリミット違反、ホワイトラインとペナルティに関する議論が激しさを増していくようだ。前回のF1第11戦オーストリアGPでも、予選から決勝にかけてこの問題が絶えずつきまとった。特に決勝レースでは、スチュワードが合計43回のトラックリミット違反を記録し、複数回の違反を認定されたドライバー数名に5秒ペナルティが科されることとなった。
F1技術解説:第11戦(2)FIAが取り締まろうとしているスキッドブロックのトリック
2022年F1第11戦オーストリアGPで各チームが走らせたマシンを、F1i.comの技術分野を担当するニコラス・カルペンティエルが観察し、印象に残った点などについて解説。第1回「アップデート導入のレッドブルに勝利したフェラーリ。リヤリミテッドサーキットで示した優位性」 に続く今回は、スキッドブロックに関して一部チームが行っているといわれるトリックに注目する。
3年ぶりのF1日本GPに向け「皆さんと一緒に盛り上げるための企画」を準備中/ホンダモビリティランド田中薫社長インタビュー
2022年F1第11戦オーストリアGPが開催されたレッドブルリンクをホンダの首脳陣が訪れた。そのなかのひとりがホンダモビリティランド株式会社の田中薫社長だ。3年ぶりの開催が予定されているF1日本GPのチケット発売を前に、ファンとともにグランプリを盛り上げるための企画や、F1関係者の入国に関する現状などを語った。
アストンマーティンF1代表、2023年に向けベッテルと交渉中。契約延長に期待「意欲を失ったような感じはない」
アストンマーティンF1のチーム代表であるマイク・クラックは、2022年シーズン終了後もセバスチャン・ベッテルとの契約を継続することを期待しており、チームとベッテルが現在行っている協議について「非常に前向き」で「建設的」だと語った。
2021年に始まったベッテルとアストンマーティンのタッグは、これまでのところあまり実を結んでいない。しかしその原因は、ベッテル自身のパフォーマンス不足というよりも、チームが競争力の高いマシンづくりに苦しんでいることにある。
フェルスタッペン、レッドブルRB18のアップグレードは「僕を中心に設計されているわけではない」と主張
レッドブルのセルジオ・ペレスは、RB18の開発が「僕から離れていく」と主張したが、その後マックス・フェルスタッペンは、レッドブルのアップデートは自分に合うように「特別に設計された」ものではないと否定した。
モナコでの素晴らしい勝利に見られたように、ペレスは2022年シーズンの力強いスタートを切ったが、フェルスタッペンと比較するとそのパフォーマンスは一段落ちてきている。ペレスは、RB18にあったアンダーステア気味の特性がアップデートで修正されたため、走行中の感触が悪くなったと感じていると認めた。以前の特徴はペレスのドライビングスタイルには合っていたが、フェルスタッペンの好みではなかったという。
F1フランスGPにオコンの応援席。地元ファン向けに特別なサービスも予定
F1第12戦フランスGPでは、ポール・リカール・サーキットのグランドスタンドに、アルピーヌで走るフランス出身のドライバー、エステバン・オコンの応援席が設けられる。
この計らいは、フランスGP主催者と、フランスのメーカー、アルピーヌとの提携によるものだ。契約の一環として、ルノー傘下のアルピーヌが自身のグランドスタンドを持つことになり、フランスのF1ファンがアルピーヌやオコンを心行くまで応援できる環境を提供される。
角田裕毅がアルファタウリF1ポッドキャストに登場。FIA F3での苦労、日本GPへの期待を語る
アルファタウリF1の公式ポッドキャスト番組『タウリトーク・ウィズ・アルファタウリ』に角田裕毅が登場。ファンからの質問に答えるかたちで、ヨーロッパに渡った当初の苦労を明かした。
初回のピエール・ガスリーに続き、第2回目となるタウリトーク・ウィズ・アルファタウリに登場した角田。今回もTwitterのスペース上で直接ファンと対話し、「F1ドライバーで一緒にゲームをするなら誰?」や「好きなファッションブランドは?」といったバラエティに富んだ質問にひとつひとつ丁寧に回答していった。
周冠宇の事故を教訓に、F1ロールフープの強化策が導入へ「クラッシュテストの2倍の力がかかって破損」
FIA、F1、F1各チームの代表者で構成される技術諮問委員会の会合が7月15日に行われ、F1マシンのロールフープの強度を上げることが議題のひとつとして取り上げられ、2023年に新たな規定が導入される見通しとなった。イギリスGPで周冠宇(アルファロメオ)のマシンがクラッシュの後にひっくり返った際に、ロールフープがすぐさま破損、ドライバーの身体を守る役割を果たさなかったことが問題視されている。
スタート直後に他車からヒットされた周のマシンはひっくり返り、ロールフープが破損した状態でコースから飛び出してグラベルトラップを滑っていき、タイヤバリアに当たって、バリアとネットの隙間に落下した。幸い周はヘイローによって守られ、大きな怪我はせず、次戦オーストリアに出場することができた。
選手権4位を目指すアルピーヌF1。2022年シーズンも「表彰台や優勝は可能」と代表
アルピーヌF1のオットマー・サフナウアー代表は、チームのコンストラクターズ選手権4位は現実的であり、今後のレースで優勝や表彰台を獲得することも可能だと考えている。
第9戦カナダGPではフェルナンド・アロンソが予選で2番手につける快走をみせ、エステバン・オコンとともに2戦連続のダブル入賞を果たしたアルピーヌ。F1公式ポッドキャスト『F1 Nation』に出演したチーム代表のサフナウアーは、今後の目標について次のように答えた。