アルファタウリの角田裕毅は、2022年F1第9戦で、初めてカナダのジル・ヴィルヌーヴ・サーキットを走る。前戦アゼルバイジャンでは優れたパフォーマンスを発揮できていたため、ポジティブな気持ちでカナダGPに臨むことができると、角田は述べている。
角田はバクーで予選8番手を獲得。決勝では終盤に向けて6番手を走行していたが、リヤウイングのトラブルで緊急ピットインが必要になり、ポイントを逃がす結果になった。
アルファタウリの角田裕毅は、2022年F1第9戦で、初めてカナダのジル・ヴィルヌーヴ・サーキットを走る。前戦アゼルバイジャンでは優れたパフォーマンスを発揮できていたため、ポジティブな気持ちでカナダGPに臨むことができると、角田は述べている。
角田はバクーで予選8番手を獲得。決勝では終盤に向けて6番手を走行していたが、リヤウイングのトラブルで緊急ピットインが必要になり、ポイントを逃がす結果になった。
2022年F1第8戦アゼルバイジャンGPでは、圧倒的な速さでポールポジションを獲得したシャルル・ルクレールが首位を走行中にトラブルに見舞われた。その前には僚友カルロス・サインツがリタイアを喫しており、フェラーリ勢はまさかの全滅。さらにフェラーリのパワーユニットを使用するアルファロメオとハースのマシンにもトラブルが起きた。
その一方でレッドブルはマックス・フェルスタッペンが優勝、セルジオ・ペレスが2位と今季3度目の1-2フィニッシュを達成した。アゼルバイジャンGPのレースを無線とともに振り返る。
FIAは、6月16日、ドライバーの安全を考慮し、マシンのポーパシング(ダウンフォース量の変化によってマシンが激しく上下に振動する現象)を減らすための対策を導入することを発表した。
2022年にF1技術レギュレーションが大幅に変更され、グラウンドエフェクトカーが導入されると、各チームは程度の差はあるものの、ポーパシング現象に悩まされ、これに対処する必要に迫られた。車高をできるだけ下げることがより優れたパフォーマンスを生むことにつながるが、低い車高で走ることで、バウンシングやボトミングに苦しむことにもなる。
F1は、メルボルンでのオーストラリアGP開催契約を2035年まで延長したことを発表した。2025年までの現契約を10年延長した形になる。また、2023年からオーストラリアGPの週末にF2およびF3が開催されることも併せて発表された。
2022年のオーストラリアGPには41万9000人以上のファンが訪れた。これはオーストラリアの週末のスポーツイベントとして最大の観客数であるという。
メルセデスF1チームは、アゼルバイジャンGPでパフォーマンスをできる限り引き出そうとするなかでW13に実験的なセットアップを試し、それによってドライバーに大きな不快感を与えることになったと認めた。
2022年の新世代F1マシンの特徴的な問題であるポーパシング現象(空力に由来する激しい縦揺れ)に、他チームより悩まされてきたメルセデスは、スペインGPでその理解を進めることができ、これをコントロール下におくための取り組みに進歩があったと述べていた。
F1ドライバーたちの協会グランプリ・ドライバーズ・アソシエーション(GPDA)から、新世代F1マシンのデザインがもたらしたポーパシング現象(激しい縦揺れ)がドライバーの健康に及ぼす影響について調査するよう強い要請を受け、FIAはこれを解消、あるいは大幅に軽減するための解決策を見出そうとしていると明らかにした。しかし、ポーパシングの影響が比較的小さいレッドブルは、レギュレーション変更を行うなら不公平になるとして反発している。
F1第8戦アゼルバイジャンGPにおいて、アルピーヌのフェルナンド・アロンソは、3戦連続となるトップ10フィニッシュを決めた。このコースでは、アルピーヌのエンジン分野の強みがさらに証明されたことになった。
予選で10番手につけたアロンソは、ミディアムタイヤでの第1スティントで5番手まで順位を上げた。17周目でハードタイヤに交換した後は15番手からの戦いになり、7位でフィニッシュした。フェラーリのふたりのリタイアと、角田裕毅(アルファタウリ)のDRSの問題にも助けられた形だ。
F1第8戦アゼルバイジャンGPでトラブルのためにダブルリタイアを喫したフェラーリが、最初の調査結果を発表した。
カルロス・サインツは4番手走行中の9周目にハイドロリック系のトラブルでマシンをとめた。ポールポジションからスタートしたシャルル・ルクレールは、スタートで順位を落としたものの、バーチャル・セーフティカーの際に早期のピットストップを行い、19周目にトップに復帰。しかしその直後にパワーユニットトラブルに見舞われ、マシン後方から白煙を吐きながらピットに戻り、リタイアした。
フェラーリはF1第8戦アゼルバイジャンGPで苦しんだエンジンの不具合に関して見当がついておらず、チーム代表を務めるマッティア・ビノットは、フェラーリにはまだ「完全な信頼性がない」という厳しい現実を認めた。
ポールポジションを獲得したシャルル・ルクレールは、パワーユニットのトラブルの犠牲となり、アゼルバイジャンGPの決勝レースをリード中に戦線離脱を強いられた。またその日の早い段階でリタイアしたチームメイトのカルロス・サインツは、油圧の問題に見舞われたとされている。
F1ドライバーたちは、新世代F1マシンに関連して、ポーパシング現象の身体へ及ぼす長期的影響について調査するよう、FIAに対して正式に要請を行った。
新型のF1マシンはグラウンドエフェクトでダウンフォースを生みだすように設計されているが、後者を最大限活かすためには、マシンをできるかぎり地面に近づけなければならない。ところが、低いライドハイトと極端に硬いセットアップによって、ストレートを高速で走行する際、マシンのフロアと空力に由来する高頻度の上下動、つまり恒常的なポーパシングが発生するようになった。