【タイム結果】F1第10戦イギリスGPフリー走行2回目

 2022年F1第10戦イギリスGPのフリー走行2回目が行われ、カルロス・サインツ(フェラーリ)がトップタイムをマークした。2番手はルイス・ハミルトン(メルセデス)、3番手はランド・ノリス(マクラーレン)となっている。アルファタウリの角田裕毅は16番手だった。

F1イギリスGP FP1:不安定な天候で、タイムを出したのは10台のみ。ボッタスが最速タイムを記録

 2022年F1第10戦イギリスGPのフリー走行1回目が行われ、バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)がトップタイムをマークした。2番手はルイス・ハミルトン(メルセデス)、3番手はカルロス・サインツ(フェラーリ)となっている。アルファタウリの角田裕毅は9番手だった。悪天候のため、タイムを記録したのは10台のみとなっている。

 F1チームの大部分が、イギリスGPの舞台となるシルバーストン周辺に本拠地を構える。パーツ変更などの急な対応にも柔軟に対処できることもあって、この週末に大規模なアップデートを投入するチームが少なくない。今回はメルセデス、アルピーヌ、ウイリアムズが、フロアやエンジンカウルに大幅な変更を施してきた。

【タイム結果】F1第10戦イギリスGPフリー走行1回目

 2022年F1第10戦イギリスGPのフリー走行1回目が行われ、バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)がトップタイムをマークした。2番手はルイス・ハミルトン(メルセデス)、3番手はカルロス・サインツ(フェラーリ)となっている。アルファタウリの角田裕毅は9番手だった。悪天候のため、タイムを記録したのは10台のみとなっている。

ウイリアムズFW14Bを所有するベッテル、シルバーストンでデモランを実施へ。カーボンニュートラル燃料を使用

 アストンマーティンのセバスチャン・ベッテルは、F1第10戦イギリスGPの日曜日に、ナイジェル・マンセルがチャンピオンシップを制したウイリアムズFW14Bのデモ走行を、カーボンニュートラルな燃料を使用して行うことになった。

 F1における気候変動活動家であり、1992年のアクティブサスペンションマシンの誇り高きオーナーでもあるベッテルによると、この特殊な燃料を見つけるのは大変だったが、ウイリアムズの3.5リッターV10ルノーエンジンの出力や走行に影響はないという。

ウイリアムズF1、今季初の大規模アップグレードを投入「レッドブル寄りのコンセプト」でパフォーマンス向上狙う

 ウイリアムズF1チームは、第10戦イギリスGPでアレクサンダー・アルボンのFW44にのみ空力アップグレードを投入する。まずは一台でテストを行い、予想どおりの挙動を示すかどうかを確認すると、ビークルパフォーマンス部門責任者のデイブ・ロブソンは語った。アルボンは、サイドポッドにレッドブルに似たコンセプトを採用した新パッケージに大きな期待を寄せており、コンストラクターズランキング最下位からの浮上を目指している。

シルバーストンでは苦戦を覚悟も「フリー走行を順調にこなせば、それが役に立つはず」と角田裕毅/F1第10戦プレビュー

 アルファタウリの角田裕毅は、今週末のF1第10戦イギリスGPに向けて、厳しいレースを覚悟しつつも、以前より容易にオーバーテイクをできる可能性があると期待を示した。

 前戦カナダGPでは、パワーユニット(PU)の新しいコンポーネントを投入し、グリッド降格ペナルティ受けて最後尾からのスタートを強いられた角田。決勝レースでは順調にポジションを上げていったが、47周目に2度目のピットストップを行いコースに戻った直後にクラッシュを喫してリタイアに終わった。

メルセデスF1、慎重ながらもアップデートを投入予定のイギリスGPに期待「ここ数戦よりも高い競争力を発揮できるはず」

 メルセデスのチーフテクニカルオフィサーを務めるジェームズ・アリソンは、もしチームが今週末のF1第10戦イギリスGPで形勢を逆転して優勝したら、涙を流すだろうと語っている。

 今シーズンのメルセデスは、W13に影響を及ぼしているグラウンドエフェクトの空力問題のせいで、レッドブルやフェラーリと優勝をかけて戦うことができていない。しかしながら、ポーパシング問題を緩和するためのメルセデスのたゆまぬ努力は徐々に実り始めている。それでも最近カナダでチーム代表のトト・ウォルフは、先頭集団への復帰は一夜にして実現するものではないと警告した。

アストンマーティン、F1イギリスGPで2度目の大規模アップデートを実施へ「次の一歩もいいものになる」と自信

 アストンマーティンは、今シーズン2度目となる大規模アップデートをマシンに投入する予定だ。今週末のF1第10戦イギリスGPに向けて、AMR22に新パッケージを実装することになる。

 先月、アストンマーティンはバルセロナで大幅に改良されたマシンを登場させて話題をさらった。そのマシンは、レッドブルのRB18とその上向きに傾斜した独特なサイドポッドのデザインからかなりの、もしくは非常に多くのインスピレーションを得ていた。

メルセデスF1、イギリスGPでアップグレードを導入へ。シルバーストンに抱く控えめな期待

 メルセデスF1チームは、次戦F1イギリスGPにおいて、W13に新パーツを導入する予定であることを明らかにした。今シーズン、優勝争いに加わることができずにいるメルセデスは、マシンが抱える問題を解決し、可能な限りのパフォーマンスを引き出すことを目指している。

 第9戦カナダGPでは、ルイス・ハミルトンが3位、ジョージ・ラッセルが4位を獲得、ポジティブな結果ではあったが、レッドブルとフェラーリからは大きく離されていた。