ペレス、コースオフしてQ2敗退「ブレーキに苦しんでいた。ミスしてしまいチームに申し訳ない」レッドブル/F1第9戦予選

 2022年F1カナダGPの土曜予選で、レッドブルのセルジオ・ペレスは13番手だった。ウエットコンディションの下、Q2でペレスはターン3でコースオフし、ウォールに突っ込み、そのまま予選を終えることになった。

■セルジオ・ペレス(オラクル・レッドブル・レーシング)
FP3 8番手(1分34秒498:インターミディエイトタイヤ/10周)
予選 13番手(Q1=13番手1分33秒929:ウエットタイヤ/Q2=13番手1分33秒127:インターミディエイトタイヤ)

ポールのフェルスタッペン「尊敬するアロンソが隣にいるのはうれしい」スタートは警戒/F1第9戦

 2022年F1カナダGPの土曜予選で、レッドブルのマックス・フェルスタッペンはシーズン2回目のポールポジションを獲得した。

■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)
FP3 9番手(1分34秒616:インターミディエイトタイヤ/10周)
予選 1番手(Q1=1番手1分32秒219:ウエットタイヤ/Q2=1番手1分23秒746:インターミディエイトタイヤ/:Q3=1番手1分21秒299:インターミディエイトタイヤ)

10年ぶりの最前列。アロンソ、ターン1への“マキシマムアタック”を誓う「マックスを抜いてトップに立ちたい」F1第9戦

 2022年F1カナダGPの土曜予選で、アルピーヌのフェルナンド・アロンソは2番手を獲得、決勝フロントロウを確保した。

 アロンソがフロントロウからスタートするのは2012年ドイツGP以来で、実に10年ぶりということになる。

 アロンソは今週末、ドライコンディションのFP1とFP2で3番手と5番手をそれぞれ獲得、ウエットとなった土曜FP3ではトップタイムをマークし、非常に好調だった。

新PUエレメント追加投入の角田裕毅、予選は最小限の走行のみ「決勝に集中。後方からオーバーテイクしていく」F1第9戦

 2022年F1カナダGPの土曜予選で、スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅は20番手だった。アルファタウリは金曜、土曜と、角田のパワーユニットに新品エレメントを投入、そのためFP1の時点からペナルティによりグリッド後方への降格が確定している。

 FP1の時間帯に角田のパワーユニットの7エレメントすべてに関し新品が投入されたことが発表され、そのうちICE、ターボチャージャー、MGU-H、MGU-Kのシーズン4基目を入れたことで、シーズン中に使用できる基数を超え、グリッド後方への降格が確定した。土曜FP3の時間帯に、FIAは新しいパワーユニットエレメントを投入したマシンを発表。これにより、角田のパワーユニットにエナジーストア3基目、コントロールエレクトロニクス3基目が新たに入れられたことが明らかになった。これも使用制限を超えた交換であるが、すでに最後方グリッドスタートが決まっているため、実質的な影響はない。

フェルスタッペンが後続に大差を築き今季2度目のポール獲得。アロンソが大躍進の2番手で最前列に【予選レポート/F1第9戦】

 2022年F1第9戦カナダGPの予選が行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がポールポジションを獲得した。2番手はフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)、3番手はカルロス・サインツ(フェラーリ)となっている。グリッド降格が決定しているアルファタウリの角田裕毅は20番手だった。

 カナダGPの2日目は、朝から雨。予選に先立って行われたFP3は、完全ウエット路面のコンディションで行われた。フリー走行終了後も雨は降り続け、予選はウエットトラックが宣言された。予選の始まる現地時間午後4時には、上空もやや明るくなり始めた。しかし気温は12.6度とかなり低く、路面温度も17.9度しかない。Q1は全車フルウエットタイヤで出て行った。

【順位結果】2022年F1第9戦カナダGP予選

 2022年F1第9戦カナダGPの予選がウエットコンディションのなかで行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がポールポジションを獲得した。2番手にはフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)、3番手にはカルロス・サインツ(フェラーリ)が続き、グリッド降格が決定している角田裕毅(アルファタウリ)は20番手という結果になっている。

ルクレール、追加で新しいPUコンポーネントを投入。決勝はグリッド最後列からのスタートへ/F1第9戦

 2022年F1第9戦カナダGPの土曜日、フェラーリは、シャルル・ルクレールのパワーユニット(PU)に追加で新しいコンポーネントを投入した。

 ルクレールはカナダGP初日のFP1の時点で、3基目のICE、MGU-H、MGU-Kと、2基目のCEを投入。FP2後には3基目のCEも使用したことが明らかになり、10グリッド降格ペナルティが決まっていた。

ウエットでアロンソが最速。ガスリー、ベッテルが続く【タイム結果】F1第9戦カナダGPフリー走行3回目

 2022年F1第9戦カナダGPのフリー走行3回目が行われ、アルピーヌのフェルナンド・アロンソがトップタイムをマークした。2番手はピエール・ガスリー(アルファタウリ)、3番手はセバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)となっている。アルファタウリの角田裕毅は17番手だった。

 ジル・ヴィルヌーヴ・サーキットでは雨が降っており、気温11度、路面温度16度というコンディションでセッションがスタート。各車フルウエットタイヤを履いてコースへ出て行くが、マシンからは大きく水煙が上がっている。序盤はタイムを出すマシンも半分ほどしかいないなかで、角田が1分38秒262でトップに立つ。開始20分を過ぎると、金曜のFP2を走ることができなかったバルテリ・ボッタス(アルファロメオ)が1分37秒909をマークした。

ハミルトン、新フロアをテストも効果なし「悪化する一方。それでも来年のために頑張り続ける」メルセデス/F1第9戦金曜

 2022年F1カナダGPの金曜、メルセデスのルイス・ハミルトンはフリー走行1=8番手/2=13番手、ジョージ・ラッセルはフリー走行1=6番手/2=7番手だった。

 チームは「ドライバーはふたりともW13に一貫性がないと感じていた。パフォーマンスを追求するなかで、今日はモディファイしたフロア(注:大きなカットアウトを施したもの)で実験を行い、アップデート版のリヤのトラックロッドを使用した」と述べている。

フェルスタッペンと1秒差のペレス「セットアップがうまくいかず後れを取った。予選までに解決したい」/F1第9戦金曜

 2022年F1カナダGPの金曜、レッドブルのセルジオ・ペレスはフリー走行1=4番手/2=11番手だった。

 チームメイトのマックス・フェルスタッペンは、両セッションで最速タイムを出した。FP2でフェルスタッペンとペレスのタイム差は1.040秒だった。

■セルジオ・ペレス(オラクル・レッドブル・レーシング)
フリー走行1=4番手(1分15秒619:ソフトタイヤ/32周)/2=11番手(1分15秒167:ソフトタイヤ/29周)