F1ハンガリーGP FP1:フェラーリのサインツが首位発進。フェルスタッペン、ルクレールが僅差で続く

 2022年F1第13戦ハンガリーGPのフリー走行1回目が行われ、カルロス・サインツ(フェラーリ)がトップタイムをマークした。2番手はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、3番手はシャルル・ルクレール(フェラーリ)となっている。角田裕毅(アルファタウリ)は14番手だった。

 夏休み前最後のレースとなる、第13戦ハンガリーGP。直前の木曜日にはセバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)が、今季限りの現役引退を、突然発表した。つい1週間前のフランスGPでは来季も走る意志を会見で語っていたが、本人は「ずっと以前から考えていた」とのことだ。

【タイム結果】F1第13戦ハンガリーGPフリー走行1回目

 2022年F1第13戦ハンガリーGPのフリー走行1回目が行われ、カルロス・サインツ(フェラーリ)がトップタイムをマークした。2番手はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、3番手はシャルル・ルクレール(フェラーリ)となっている。角田裕毅(アルファタウリ)は14番手だった。

角田裕毅、追い抜きの難しいハンガロリンクでは「できるだけ上位で予選を通過することが重要」/F1第13戦プレビュー

 サマーブレイク前の最後のレースとなるF1第13戦ハンガリーGPに向け、スクーデリア・アルファタウリのピエール・ガスリーと角田裕毅が意気込みを語った。

 前戦フランスGPでは、アルファタウリはエミリア・ロマーニャGP以来となるアップデートを投入した。AT03はパフォーマンスの改善を見せ、角田は予選でQ3に進出したが、決勝レースでは他車との接触によりリタイアに終わった。

ハースF1、ハンガリーGPでマグヌッセン車にアップグレードパーツを投入へ。夏休み明けには2台に搭載予定

 ハースF1チームは、今週末のF1第13戦フランスGPでアップグレードパッケージをVF-22に実装するが、改良されるのはケビン・マグヌッセンのマシンのみとなる。

 ハースはこれまで新世代マシンのアップデートを延期してきた。この判断は、漸進的な開発プログラムにしたがうよりも、チームが主に基本のマシンからできる限りのパフォーマンスを引き出すことを選んだ結果だ。この選択はハースには吉と出て、特にイギリスとオーストリアでは、チームのドライバーたちがダブル入賞を達成した。