FIAは、F1におけるポーパシング(マシンの激しい縦揺れ)の問題を軽減するための新たな規定の導入を、第12戦フランスGPに行うと発表した。ポーパシングはドライバーの健康や安全性に影響する深刻な問題であると考えたFIAは、第9戦カナダGPを前に、チームに対して技術指令書を発行した。その後、データを収集し、各車を監視するための基準値を導き出したFIAは、これをイギリスGP前にチームに伝え、フランスまでの間に対応するよう求めた。
F1フランスGPをニースで開催する可能性に言及したドメニカリCEO。モナコGP開催契約へのプレッシャーに
F1のCEOを務めるステファノ・ドメニカリがフランスのメディアに対し、将来フランスGPはニースでストリートレースとして行われる可能性があると述べたため、かなりの騒動になった。
ドメニカリの発言は、主にモナコ自動車クラブ(ACM)にプレッシャーをかけるためだと考えられている。ドメニカリは現在、ニースから約20kmのモンテカルロでのモナコGPに向けた新契約について、交渉を行っているところだ。華やかなモナコGPは常に特別なケースで、開催権料は低く抑えられ、ホスピタリティとコースの広告には特別な配慮がなされてきた。