自身にとって唯一となった1992年のチャンピオン獲得から30周年の記念を迎え、グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで『ウイリアムズFW14B』や『フェラーリ640』といった思い出深い名車をドライブしたナイジェル・マンセル。そんな彼に、モータースポーツ各界のレジェンドたちから祝福のコメントが寄せられた。
周冠宇の事故を教訓に、F1ロールフープの強化策が導入へ「クラッシュテストの2倍の力がかかって破損」
FIA、F1、F1各チームの代表者で構成される技術諮問委員会の会合が7月15日に行われ、F1マシンのロールフープの強度を上げることが議題のひとつとして取り上げられ、2023年に新たな規定が導入される見通しとなった。イギリスGPで周冠宇(アルファロメオ)のマシンがクラッシュの後にひっくり返った際に、ロールフープがすぐさま破損、ドライバーの身体を守る役割を果たさなかったことが問題視されている。
スタート直後に他車からヒットされた周のマシンはひっくり返り、ロールフープが破損した状態でコースから飛び出してグラベルトラップを滑っていき、タイヤバリアに当たって、バリアとネットの隙間に落下した。幸い周はヘイローによって守られ、大きな怪我はせず、次戦オーストリアに出場することができた。
【動画】ペレスの術中にハマるフェルスタッペン。レッドブルF1のふたりが『YES or NOゲーム』に挑戦
レッドブルF1のマックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレスがチームの公式YouTubeに登場し、シンプルな会話ゲームで対決したふたりは、熾烈な争いを繰り広げた。
今回フェルスタッペンとペレスが挑戦するのは『YES or NOゲーム』だ。相手の質問に『Yes』と『No』を使わずに答えるという単純なルールの遊びだが、これが意外と奥が深い。
最強ホンダPUを持つレッドブルがなぜ負けたのか。ハイパワー&トップスピードの高さだけでは勝てない理由とは
レッドブル側に有利だと思われていたF1オーストリアGP。しかし、レースではフェラーリの一つ抜けた速さに、レッドブルは太刀打ちできなかった。高所に強いはずのホンダPUがなぜ力を発揮できなかったのか? 元F1メカ津川哲夫が解説する。
投稿 最強ホンダPUを持つレッドブルがなぜ負けたのか。ハイパワー&トップスピードの高さだけでは勝てない理由とは は 自動車情報誌「ベストカー」 に最初に表示されました。
選手権4位を目指すアルピーヌF1。2022年シーズンも「表彰台や優勝は可能」と代表
アルピーヌF1のオットマー・サフナウアー代表は、チームのコンストラクターズ選手権4位は現実的であり、今後のレースで優勝や表彰台を獲得することも可能だと考えている。
第9戦カナダGPではフェルナンド・アロンソが予選で2番手につける快走をみせ、エステバン・オコンとともに2戦連続のダブル入賞を果たしたアルピーヌ。F1公式ポッドキャスト『F1 Nation』に出演したチーム代表のサフナウアーは、今後の目標について次のように答えた。
FIA、ポーパシング軽減のための2023年F1レギュレーション変更案を発表。フレキシブルフロアの検査を厳格化
FIAは、F1マシンのポーパシング/バウンシング(縦揺れ)軽減のための対策を検討するなかで、2023年の技術レギュレーションへの変更プランを提示した。2022年については、ベルギーGPから有効となる技術指令書により、一時的な対策を講じる。
2022年のグラウンドエフェクトカーから最大のパフォーマンスを得るため、各チームがマシンを路面にできるだけ近づけて走らせようとするなかで、激しいポーパシングやバウンシングが発生、FIAはこれが安全性やドライバーの健康における重大なリスクをもたらすものとして、深刻に受け止めている。
マクラーレンF1代表、ハータのプロフェッショナルな取り組みに感心「このアプローチのおかげで徐々に自信をつけた」
マクラーレンF1チームのチーム代表を務めるアンドレアス・ザイドルは、ポルティマオで行われたコルトン・ハータの初めてのF1テストについて、彼が見せたプロフェッショナルなアプローチにチームが「非常に感銘を受けた」と述べている。
ハータは7月11日と12日にポルトガルのアウトードロモ・インテルナシオナル・ド・アルガルヴェで162周を走行し、マクラーレンの2021年型マシンと、チームの運営と手順に慣れることに専念した。
F1関係者たちが、観客席で起きた嫌がらせ行為に激怒「モータースポーツイベントから永久追放すべき」とベッテル
F1オーストリアGPの週末、観客の一部が他の観客に悪質な嫌がらせ行為を行っていたことが明らかになり、フォーミュラ・ワン・グループ、F1チーム、ドライバーたちが、強い非難の声を上げている。問題行為を行った人々に対しては、今後モータースポーツイベントへの参加を禁止するべきだという意見も出ている。
グランプリ期間中、他の観客から、性差別、人種差別、性的指向差別などの対象とされ、嫌がらせを受けた人々が、SNSを通して被害を訴えたことで、事件が一気に表面化し、フォーミュラ・ワン・グループは、日曜、次のような声明を発表した。
【渡辺康治HRC社長インタビュー後編】2025年末までのサポートに関する契約は今後締結へ「ある程度活動を続けられる」
ホンダの首脳陣が、2022年F1第11戦オーストリアGPが開催されたレッドブルリンクを訪れた。その目的は、レッドブルへの表敬訪問だ。レッドブルリンクを訪れたメンバーのひとりであるHRCの渡辺康治社長は、ホンダの将来について様々な噂が流れてはいるものの、すぐにF1に復帰するという議論はしていないと認めた。だがレッドブルへのサポートを終え、完全にF1から離れることになった後も、F1の技術的な面には注目していきたいと語った。
フェラーリ育成シュワルツマン、FP1出場に備えてF1テスト。イスラエルライセンスでの初走行
フェラーリF1の育成ドライバーでテストドライバーを務めるロバート・シュワルツマンは、7月13日、ムジェロ・サーキットにおいて、2021年型F1マシン、フェラーリSF21で走行する機会を得た。フェラーリは、今シーズン中の金曜プラクティス1にシュワルツマンを起用する予定だ。
F1は若手ドライバーにF1マシンで走行する機会を与える目的で、全チームに1シーズン最低2回の金曜フリープラクティスで若手ドライバーを起用することを義務付けている。フェラーリは今年序盤の段階でシュワルツマンをFP1で走らせることを決めた。