2022年F1オーストリアGP決勝で、メルセデスのルイス・ハミルトンは3位を獲得した。8番グリッドからスタート、ミック・シューマッハー(ハース)の後ろに下がるが、14周目にポジションを取り戻し、ミディアムタイヤで長いスティントを走ったことで、レース中盤には4番手に。28周目にハードタイヤに交換した後も4番手をキープ。51周目にミディアムタイヤに履き替え、ポジションを落とさずにコースに復帰。カルロス・サインツ(フェラーリ)がトラブルでリタイアしたことで3番手に繰り上がり、3戦連続、今季4回目の表彰台を獲得した。
【角田裕毅F1第11戦密着】FP2から続く問題を抱えて臨んだレース。ペースが上がらず16位「絶対に解決しなければ」
角田裕毅(アルファタウリ)のF1第11戦オーストリアGPの決勝レース結果は、16位だった。
レース後、ミックスゾーンに帰ってきた角田は、不完全燃焼に終わった週末を次のように振り返った。
「土曜日のフリー走行2回目からクルマに問題があって、スプリントの後にチームが全力で原因を探してくれたんですけど、なかなか見つけられないままレースをスタートしなければならず、まったくペースが上がらずに、このような結果に終わってしまいました」
ルクレール、スロットルトラブルを抱えながらの勝利に歓喜と安堵「本当に怖かった」/F1第11戦決勝
2022年F1オーストリアGP決勝で、フェラーリのシャルル・ルクレールは、第3戦オーストラリアGP以来の今シーズン3勝目を挙げた。2番グリッドからスタートしたルクレールは、12周目にマックス・フェルスタッペン(レッドブル)を抜いてトップに立った。その後、ピットストップのタイミングで後ろに下がるたびにコース上で首位を取り返し、合計3回フェルスタッペンをオーバーテイク、終盤にはスロットルペダルのトラブルに見舞われながらも、ポジションを守り切り、勝利を手に入れた。チェッカーを受けたルクレールは、無線で喜びを爆発させた後、「怖かった。本当に怖かったよ」とつぶやいた。
フェルスタッペン2位「なぜこれほどタイヤに苦労したのか不可解。フェラーリと戦う速さもなかった」/F1第11戦
2022年F1オーストリアGP決勝で、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは2位を獲得した。
1番グリッドからスタート、レース序盤をリードするが、12周目にシャルル・ルクレール(フェラーリ)に抜かれた翌周に、トップグループでは最初にピットイン。フェラーリ勢のタイヤ交換によって28周目に首位に立った後、32周目に再びルクレールに抜かれ、36周目に2度目のタイヤ交換を行った。フェラーリ2台のピットインで51周目に首位に繰り上がったが、53周目にルクレールにオーバーテイクされ、2番手に。背後を走るカルロス・サインツ(フェラーリ)がトラブルでストップしたことによりバーチャル・セーフティカーが導入され、58周目にルクレールと同時にピットイン。レース終盤、同じタイヤの条件で優勝争いをするなか、ルクレールにはスロットルのトラブルが発生するが、フェルスタッペンは追い切れず、1.532秒差の2位となった。
角田裕毅16位「今年一番厳しい週末。速さがない理由が分からず」チームは問題解決とアップデートの準備へ/F1第11戦
2022年F1オーストリアGP決勝で、スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅は16位という結果だった。
16番グリッドからハードタイヤでスタート、2周目には14番手に上がり、ファーストスティントを長く取り、他より1回目のピットストップのタイミングが遅かったことで、17周目には6番手に。26周目にミディアムに交換、18番手でコースに復帰し、46周目に2回目のピットストップを行ってハードに履き替えた後は16番手となった。残り4周の時点でセバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)の後ろに下がり、最下位17位でフィニッシュしたが、ベッテルがタイムペナルティを受けたことで、角田は16位に繰り上がった。
ルクレールがフェルスタッペンを3度オーバーテイク。終盤にトラブル発生も今季3勝目【決勝レポート/F1第11戦】
2022年F1第11戦オーストリアGPの決勝が行われ、シャルル・ルクレール(フェラーリ)が優勝した。2位はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、3位はルイス・ハミルトン(メルセデス)となっている。アルファタウリの角田裕毅は16位だった。
前日のスプリントは、ポールポジションからスタートしたフェルスタッペンが圧勝した。背後のルクレール、カルロス・サインツ(フェラーリ)が序盤に2番手争いを繰り広げたことも、フェルスタッペンに大いに有利に働いた。
【順位結果】F1第11戦オーストリアGP決勝
2022年第11戦オーストリアGPの決勝が行われ、シャルル・ルクレール(フェラーリ)が優勝した。2位はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、3位はルイス・ハミルトン(メルセデス)となっている。アルファタウリの角田裕毅は16位だった。
F1第11戦オーストリアGPスプリント トップ8ドライバーコメント(2)
2022年F1第11戦オーストリアGPのスプリント予選が行われ、1番手〜4番手のドライバーが土曜日を振り返った。1番手〜5番手のドライバーはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、カルロス・サインツ(フェラーリ)、ジョージ・ラッセル(メルセデス)だ。
F1第11戦オーストリアGPスプリント トップ8ドライバーコメント(1)
2022年F1第11戦オーストリアGPのスプリントが行われ、5〜8番手のドライバーが土曜日を振り返った。5〜8番手のドライバーはセルジオ・ペレス(レッドブル)、エステバン・オコン(アルピーヌ)、ケビン・マグヌッセン(ハース)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)だ。
ガスリー、接触で15番手「10番手スタートのチャンスを生かせず本当に残念」:アルファタウリ/F1第11戦スプリント
2022年F1オーストリアGPの土曜スプリントで、スクーデリア・アルファタウリのピエール・ガスリーは15番手に終わった。1周目の1コーナーで、アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)と、ルイス・ハミルトン(メルセデス)を挟みこむ形になり、ハミルトンと接触、18番手に後退した。16番手でフィニッシュした後、アルボンのペナルティで15番手に繰り上がった。