フェルスタッペン初日最速「マシンに競争力があることを確認できた。順調な出だし」レッドブル/F1第9戦

 2022年F1カナダGPの金曜、レッドブルのマックス・フェルスタッペンはフリー走行1=1番手/2=1番手だった。

 FP2で2番手のシャルル・ルクレール(フェラーリ)とのタイム差は0.081秒だったが、ルクレールはパワーユニットのエレメント交換によりグリッド降格ペナルティを受けることが決まっている。

PUペナルティを受ける角田裕毅「後方から追い上げるためロングランに集中。ポジティブな初日」/F1第9戦

 2022年F1カナダGPの金曜、スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅はフリー走行1=14番手/2=17番手だった。

 FP1の時間帯にFIAは新しいパワーユニットエレメントを投入したマシンを発表。これにより、角田のパワーユニットの7エレメントすべてに関し新品が投入されたことが明らかになった。そのうちICE、ターボチャージャー、MGU-H、MGU-Kのシーズン4基目を入れたことで、シーズン中に使用できる基数を超え、ペナルティを受けることとなった(エナジーストア2基目、コントロールエレクトロニクス2基目、エキゾーストシステム5基目については範囲内)。角田はグリッド後方からのスタートとなる。

ルクレールが10グリッド降格へ。フェラーリがパワーユニットエレメントを追加で交換/F1第9戦

 F1第9戦カナダGPの金曜プラクティス2終了後、FIAは、フェラーリのシャルル・ルクレールのパワーユニットのコントロールエレクトロニクス3基目が入れられたことを発表した。これによりルクレールはグリッド降格ペナルティを受けることになる。

 ルクレールは、前戦アゼルバイジャンGP決勝をパワーユニットトラブルでリタイア、フェラーリは調査の結果、「バクーのPUは修復不可能」であることを明らかにしていた。ただ、FP1時点では、ルクレールのパワーユニットには、ICEの3基目、MGU-Hの3基目、MGU-Kの3基目、コントロールエレクトロニクスの2基目が入れられたのみで、ペナルティ対象にはなっていなかった。

F1カナダGP FP2:初日トップはフェルスタッペン、フェラーリ勢が2、3番手。角田は最多37周を走行

 2022年F1第9戦カナダGPのフリー走行2回目が行われ、レッドブルのマックス・フェルスタッペンがトップタイムをマークした。2番手はシャルル・ルクレール(フェラーリ)、3番手はカルロス・サインツ(フェラーリ)となっている。アルファタウリの角田裕毅は17番手だった。

 雨模様の予報も出ていたカナダGPの週末だったが、幸い雨雲はサーキットを外れ、FP2もドライ路面で行われるようだ。午後5時の時点で気温26.7度、路面温度は42.1度と、FP1とほぼ同じコンディション。セッション開始とともに多くのマシンがコースインしていった。

【タイム結果】F1第9戦カナダGPフリー走行2回目

 2022年F1第9戦カナダGPのフリー走行2回目が行われ、レッドブルのマックス・フェルスタッペンがトップタイムをマークした。2番手はシャルル・ルクレール(フェラーリ)、3番手はカルロス・サインツ(フェラーリ)となっている。アルファタウリの角田裕毅は17番手だった。

角田がパワーユニット交換でグリッド後方への降格が決定。ルクレール、バクーでトラブルのPUは「修復不可能」/F1第9戦

 F1第9戦カナダGP金曜、アルファタウリは角田裕毅のパワーユニットの7エレメントすべてに関して新品を投入、これによりシーズン中に使用できる数を超え、角田は決勝をグリッド後方からスタートすることが決まった。

 FP1の時間帯にFIAは新しいパワーユニットエレメントを投入したマシンを発表、角田のパワーユニットの7エレメントすべてに関し新品が投入されたことが明らかになった。そのうちICE、ターボチャージャー、MGU-H、MGU-Kのシーズン4基目を入れたことで、シーズン中に使用できる基数を超え、ペナルティを受けることとなった(エナジーストア2基目、コントロールエレクトロニクス2基目、エキゾーストシステム5基目については範囲内)。

F1カナダGP FP1:3年ぶりのモントリオールでフェルスタッペンが首位発進。サインツ、アロンソが続く

 2022年F1第9戦カナダGPのフリー走行1回目が行われ、レッドブルのマックス・フェルスタッペンがトップタイムをマークした。2番手はカルロス・サインツ(フェラーリ)、3番手はフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)となっている。アルファタウリの角田裕毅は14番手だった。

 モナコ、アゼルバイジャン、そして今回のジル・ビルヌーブ・サーキットと続く、市街地サーキット3連戦。モントリオールは木曜日にサーキット全体が水浸しになるほどの大雨に見舞われたが、金曜日には天候も回復した。現地時間午後2時からのFP1は、晴れ、気温25度、路面温度41度のコンディションで始まった。

【タイム結果】F1第9戦カナダGPフリー走行1回目

 2022年F1第9戦カナダGPのフリー走行1回目が行われ、レッドブルのマックス・フェルスタッペンがトップタイムをマークした。2番手はカルロス・サインツ(フェラーリ)、3番手はフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)となっている。アルファタウリの角田裕毅は14番手だった。

フェルスタッペン、シーズン序盤にF1タイトル争いを危惧したと明かす「これ以上リタイアしないよう集中しなければ」

 現世界王者のマックス・フェルスタッペン(レッドブル)は、2022年にタイトルを防衛するチャンスはすでになくなったと、新シーズンの3戦目の時点で危惧していたことを認めた。

 フェルスタッペンはバーレーンとオーストラリアでリタイアを喫しており、その2戦では彼の最大のライバルであるフェラーリのシャルル・ルクレールが優勝した。メルボルンの後、ルクレールはフェルスタッペンに対し46ポイント差を築いていたことになり、フェルスタッペンはドライバーズ選手権で6位と低迷していた。

サインツ、フェラーリはF1タイトルを争えると自信「Wリタイアから学び、繰り返さないようにすることが必要」

 フェラーリはF1第8戦アゼルバイジャンGPで今シーズン初めてのダブルリタイアを喫したが、少なくともドライバー側はパニックになっていない。シャルル・ルクレールとカルロス・サインツはふたりとも、アゼルバイジャンGPでフェラーリが味わった残念な結末に対して非常に冷静に反応した。

 ルクレールは優勝の可能性を失ったが、サインツの方ははるかに保守的な戦略をとっていた。チームは彼に第1スティントを非常に長く走らせ、レース終盤により新しいタイヤを用いてレッドブル勢を攻撃しようとしていたのだ。