アロンソ7位「ストレートで速さがあった。ルノーのパワーユニットは強力」アルピーヌ/F1第8戦決勝

 2022年F1アゼルバイジャンGP決勝で、アルピーヌのフェルナンド・アロンソは7位、エステバン・オコンは10位だった。

■フェルナンド・アロンソ(BWTアルピーヌF1チーム)
決勝=7位
10番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード

 目論見どおりに戦うのが難しいレースだったにもかかわらず、チームとして良くやったと思う。7位という結果に満足している。他車のリタイアに助けられたのは確かだが、それは往々にして起きることで、そうした出来事をうまく利用しながら、自分たちの能力を最大限に発揮するのも仕事のうちだ。

ベッテル6位「素晴らしい結果。アルピーヌやアルファタウリに匹敵する速さがあった」アストンマーティン/F1第8戦決勝

 2022年F1アゼルバイジャンGP決勝で、アストンマーティンのセバスチャン・ベッテルは6位で入賞を果たした。

■セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン・アラムコ・コグニザント・フォーミュラワン・チーム)
決勝=6位
9番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード

ガスリー、今季ベストの5位獲得「メルセデスと戦えたのは素晴らしいこと」:アルファタウリ/F1第8戦

 2022年F1アゼルバイジャンGP決勝で、スクーデリア・アルファタウリのピエール・ガスリーは5位入賞を果たした。序盤のバーチャル・セーフティカーの際にタイヤ交換を行い、1回ストップで走行。今季ここまでで最高位の5位を獲得した。

■ピエール・ガスリー(スクーデリア・アルファタウリ)
決勝=5位
6番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード

ラッセル今季3度目の表彰台「速さはなかったが、信頼性の高さでチャンスをつかんだ」メルセデス/F1第8戦

 2022年F1アゼルバイジャンGP決勝で、メルセデスのジョージ・ラッセルは3位でフィニッシュし、シーズン3回目の表彰台を獲得した。スタートからグリッドと同じ5番手を走行、カルロス・サインツ(フェラーリ)のストップによるバーチャル・セーフティカーの際にポジションを失うことなくピットストップを済ませ、シャルル・ルクレール(フェラーリ)のリタイアで3番手に繰り上がり、その位置を守り切った。

■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム)
決勝=3位
5番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ハード

ペレス2位「戦略面で悔いは残るが、マックスを前に出したのは正しい判断」レッドブル/F1第8戦決勝

 2022年F1アゼルバイジャンGP決勝で、レッドブルのセルジオ・ペレスは2位を獲得、ファステストラップも記録した。シャルル・ルクレール(フェラーリ)がトラブルによりリタイアしたことで、ペレスはドライバーズ選手権で、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)に続く2位に上がった。

 ペレスは2番グリッドからスタートでルクレールの前に出てトップに浮上。バーチャル・セーフティカーの際にステイアウトした後、15周目にフェルスタッペンに抜かれて2番手に落ち、その後挽回することはできず、2位でフィニッシュした。

ルクレール、PUトラブルでリタイア「心の底からがっかりしている。タイトル争いにおいて大打撃」フェラーリ/F1第8戦

 2022年F1アゼルバイジャンGP決勝で、フェラーリのシャルル・ルクレールとカルロス・サインツはともにトラブルのためにリタイアを喫した。

 ポールポジションについたルクレールだが、スタート直後にセルジオ・ペレス(レッドブル)に抜かれて2番手に。レース序盤のバーチャル・セーフティカー時にピットストップし、ステイアウトしたレッドブル勢の後ろ3番手となった後、前のふたりのピットインで、ルクレールはトップに浮上した。

フェルスタッペン通算25勝目「ペースが信じられないぐらい良かった」ルクレールの不運には「これがレース」/F1第8戦

 2022年F1アゼルバイジャンGP決勝で、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは今季5勝目を挙げた。

 3番グリッドからポジションを守って走行、レース序盤のバーチャル・セーフティカー時に、2番手走行中のシャルル・ルクレール(フェラーリ)がピットに入ったため、フェルスタッペンは2番手に繰り上がった。15周目にはトップを走るセルジオ・ペレス(レッドブル)を抜いて首位に浮上。18周目のタイヤ交換でルクレールの後ろに下がるが、ルクレールがトラブルによりリタイアしたため、再びトップに立ち、その位置を守ってフィニッシュした。

角田裕毅、トラブルで6位を失い落胆も「ポジティブな部分を次戦に生かしたい」チームからは謝罪の言葉/F1第8戦決勝

 2022年F1アゼルバイジャンGP決勝で、スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅は13位完走という結果だった。

 8番グリッドからスタートでひとつ順位を下げたが、レース終盤に差し掛かるころ、6番手を走っていた。しかしDRSのリヤウイングが半分しか開かないという問題に見舞われ、レーススチュワードは、マシンが危険な状態であると判断し、ブラック&オレンジフラッグを提示、ピットに入り修理を行うよう命じた。38周目にピットイン、チームはウイングをテープで固定し、DRSを使用しないよう角田に指示した。13番手に落ちた角田はソフトタイヤで追い上げを目指すがかなわず、そのままのポジションでレースを終えた。

フェルスタッペンが今季5勝目&レッドブル1-2。フェラーリ勢はWリタイア、角田は好走も無念のトラブル【決勝レポート/F1第8戦】

 2022年第8戦アゼルバイジャンGPの決勝が行われ、レッドブルのマックス・フェルスタッペンが優勝した。2位はセルジオ・ペレス(レッドブル・レーシング)、3位はジョージ・ラッセル(メルセデス)となっている。アルファタウリの角田裕毅は13位だった。

 前日の予選は今季2強のフェラーリ、レッドブルが2列目までを独占した。ただしルクレールが4戦連続のポールポジションを獲得したのに対し、選手権リーダーのフェルスタッペンは3番手に留まった。5番手ラッセル以下の中団グループが1秒以上の大差をつけられているのも、この週末の特徴だ。